ローマ、ザニオーロに懲戒処分か…ボーンマス移籍拒否で関係修復は不可能に?

2023年1月28日(土)20時53分 サッカーキング

ローマと関係悪化のザニオーロ [写真]=Getty Images

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 ローマはイタリア代表FWニコロ・ザニオーロに対し、懲戒処分を検討しているようだ。28日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などが報じた。

 ローマとザニオーロは、2024年6月末で満了を迎える契約の延長交渉が停滞。ザニオーロは退団を希望し、ローマは今冬の移籍市場で同選手を売りに出していた。トッテナムとミランが獲得に名乗りを上げたものの、両クラブはローマの要求額が高すぎるとして撤退。

 そんななか、プレミアリーグ残留を目指すボーンマスが、移籍金3000万ユーロ(約42億円)+ボーナスでローマとのクラブ間合意に達した。ボーンマスは年俸450万ユーロ(約6億3000万円)のオファーをザニオーロに提示。しかしながら、ザニオーロ本人はビッグクラブへの移籍を望み、ボーンマスとの契約締結を拒否していた。

 希望額でまとまりかけた移籍が破談となり、ローマの上層部はザニオーロに激怒。両者の溝は「修復不可能」なものとなり、ローマはザニオーロに対し、罰金やチームからの除外などの懲戒処分を検討しているという。

 ただ、現地時間28日にトリゴリアの練習場で行われたトレーニングには、ザニオーロの姿があった模様だ。ジョゼ・モウリーニョ監督は同日にセリエA第20節ナポリ戦の前日会見を予定しており、そこでザニオーロに関する最新情報が聞けるかもしれない。

 なお、トッテナムはすでにオランダ代表FWアルノー・ダンジュマを獲得しており、今冬ザニオーロの獲得に再び動く可能性は低い。一方のミランは資金的な余裕がなく、ローマが譲歩しない限り移籍は非現実的だ。『ガゼッタ』紙は「ローマは31日のデッドライン・デーまで解決策を模索し続けるが、日増しに残留の可能性は高まっている」と指摘している。

サッカーキング

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