アトレティコ指揮官、退任表明のクロップ監督に言及「勝って勝って勝つのは…」
2024年1月28日(日)20時42分 サッカーキング
2015年夏からリヴァプールを率いているクロップ監督は、2018−19シーズンにチャンピオンズリーグ(CL)制覇、翌シーズンにはプレミアリーグ優勝を成し遂げるなど、これまで合計7つのタイトルを獲得。今シーズンもプレミアリーグで首位に立っているほか、ヨーロッパリーグ(EL)やカラバオ・カップ、FAカップでも優勝の可能性を残している中で、26日に今シーズン限りで退任することを表明した。
そんなクロップ監督の退任について、アトレティコを率いて12年目を迎えるシメオネ監督が自身の見解を明かした。28日に行われるラ・リーガ第22節のバレンシア戦を前にした記者会見でシメオネ監督は「他人の感じていることを説明するのは難しい。だがその感覚は理解できるものであり、尊重すべきものだ。彼は偉大な指導者で、その素晴らしい仕事によってリヴァプールに多くのものをもたらした。今季も素晴らしい仕事をしているし、チームも良い位置につけている。これらは彼が生み出したものだ」とクロップ監督に賛辞を送った。
続けて「しかし、仕事は簡単ではないし、とても大変だ。勝って勝って勝つのは、ストレスがかかり、疲れ果ててめまいを感じることもある。彼はその時が来たと思って、事前に退任を発表した。とても良いことだと思ったし、これからの幸運を願っている。彼はフットボールの男であり、素晴らしい監督であることを示してきたんだ」と改めて賛辞を送りつつ、退任については自身の見解を明かした。