ドジャースがロバーツ監督にも「記録的な契約」を用意か 連覇に挑む指揮官は史上最高額でも「不思議ではない」

2024年12月30日(月)19時19分 ココカラネクスト

人望も厚いロバーツ監督の契約延長は間近だという(C)Getty Images

 世界一へと導いた指揮官の“長期政権”が予想されている。

 ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が今オフ、球団と契約延長交渉を行い来季以降もチームを率いるものと、米国各メディアが報じた。ロバーツ監督は現在の契約が2025年いっぱいまでとなっており、球団側も延長を望んでいるなどと伝えられている。

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 米スポーツサイト『YARDBARKER』もロバーツ監督に関するトピックを現地時間12月29日に配信。契約延長交渉が間近であるとの第一報を伝えた、『Los Angeles Times』のジャック・ハリス記者の見解をもとに、ロバーツ監督の去就を見通している。

 今回の報道を受け『YARDBARKER』では、「ドジャースがスプリングトレーニング開始前に監督との契約を延長しようとするのは、驚くべきことではない」と綴っており、さらに球団側の対応についても、「ドジャースの幹部はロバーツを長期的に監督として迎え続けたいとの意向を迅速に表明していた」と説明。

 また、「一般的に、球団は契約延長が成立していないまま監督が契約最終年を迎えることを避けたいと考える。そして、ロバーツの成績が契約延長に値しないと主張するのは難しいだろう」と主張。今季の世界一をはじめ、ロバーツ監督の実績を評しており、「監督としての通算成績は851勝507敗で勝率は.627。これは、少なくとも1000試合を指揮したMLB史上の監督の中で最高の勝率だ」などと振り返っている。

 また、ジャック・ハリス氏がロバーツ監督の実績から、史上最高額での契約延長になる可能性を示唆していることにも言及。現在までの最高契約額が、カブスのクレイグ・カウンセル監督が昨オフに結んだ5年4000万ドルであるとして、同メディアは、「カウンセルは最高の監督の1人と見なされているが、これまでワールドシリーズ進出も最優秀監督賞の受賞歴もない」などと比較。

 その上で、「つまり、ロバーツの経歴は昨冬のカウンセルよりも遥かに充実しており、高額な支出をいとわないドジャースがロバーツに記録的な契約を提示しても不思議ではない」と強調している。

 今季、ロバーツ監督は自身2度目の世界一を達成、来季は連覇に挑むシーズンとなり、そしてその先もドジャースの指揮を執ることが有力視されているようだ。指導者としてのキャリアは今後も、より輝きを増していくことになるだろう。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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