大谷翔平、44歳までの15年契約だった可能性もあった…代理人が明かす「パフォーマンスのレベルを保ちたいと」

2025年5月9日(金)13時57分 スポーツ報知

 23年オフに10年総額7億ドル(約1022億円=契約発表時のレート)でドジャースと契約した大谷翔平投手(30)が、最大で44歳までの15年間契約を結ぶ可能性があったことを8日(日本時間9日)、ESPNら米メディアが伝えた。大谷の代理人を務めるネズ・バレロ氏が明かした。

 バレロ氏が米カリフォルニア州で行われたスポーツイベントで講演し、「13年、14年、15年と続けることもできた」と説明。大谷本人が15年の長期契約は望まなかったといい、「翔平は、選手としてパフォーマンスのレベルを保ちたいと考えており、物語のようなキャリアの終わりに勢いが衰え、13年、14年、15年と経って、『こいつは一体何者だ? 一塁まで走ることすらできないなんて、もう選手じゃない』と思われるのは嫌だったんだ」と交渉の舞台裏を明かした。

 大谷は昨季からドジャースと10年総額7億ドル(約1022億円=契約発表時のレート)のメガ契約を結んだ。1年平均で換算した場合は7000万ドル(約104億円)で、広告収入と合わせると1億7000万ドル(約253億円)にもなる。だが、実際には年俸の約97%を10年契約終了後にもらう後払い契約のため、年俸は200万ドル(約3億円)で、総年収自体は1億200万ドルに抑えられる。それでも、同メディア調べのMLB長者番付では、今季からMLB史上最高額の15年総額7億6500万ドル(約1170億円=契約発表時のレート)の契約をメッツと結んだソトの1億2890万ドル(約192億円)に次ぐ、2位となっていた。

スポーツ報知

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