「本塁打にならない打球」が“爆速”でフェンス超え…大谷翔平の衝撃11号 40-40&3年連続OPS1.000超えが「射程圏」になる驚異

2025年5月9日(金)15時14分 ココカラネクスト

終盤戦に意地の一打を放った大谷。(C)Getty Images

 衝撃の打球に敵地もどよめいた。

 現地時間5月8日に敵地で行われたダイヤモンドバックス戦に大谷翔平(ドジャース)は「1番・DH」で先発出場。9回の第5打席に右中間スタンドに突き刺さる11号ソロを叩き込んだ。

【動画】右翼席へ伸びる!伸びる!大谷翔平が9回二死から11号アーチ

 チームが3点のビハインドを追っていた状況で偉才は食い下がった。試合終了まであと一死という状況で、相手右腕ケビン・ギンケルと対峙した大谷はフルカウントから7球目に投じられた真ん中高めへの95.5マイル(約153.6キロ)の4シームを強振。低いライナーのように思えた打球は、みるみるうちに飛距離を伸ばしてあっという間に右中間スタンドの奥に突き刺さった。

 惜しくもドジャースは3-5で敗れたものの、大谷が2試合ぶりに放った一発は、小さくない爪痕を残した。なにせ打球角度は22度とホームランのそれではなかった。しかし、打球速度112.9マイル(約181.6キロ)で打ち出された打球は、低弾道から徐々に浮上。気づいた時にはスタンドに入っていた。

 これで大谷は直近6試合で4本塁打目と調子とともに打球も上向いている。さらに直近7試合での打撃成績も打率.333、4本塁打、6打点、長打率.926と驚異的な数値を叩き出しており、ここから一気に量産していきそうな気配を漂わせている。

 自身の指針の一つである「甘い球はセンターに打つ」を体現している大谷。このままの調子を維持できれば、「非現実的」と言っても過言ではない3年連続OPS1.000超えはもちろん、メジャーでの日本人選手史上では初となる2年連続の「40-40(40本塁打・40盗塁)」も十分に到達可能だろう。

 夏場を前に状態を高めてきている大谷は、どこまで量産ペースを保てるか。その打棒は興味深いものとなっている。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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