「フルトンが初めてアンダードッグに」井上尚弥対フルトン戦を米ベッティングサイトが予想！「このオッズは興味深い」

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　アジア人初のボクシング主要４団体王座統一を果たし、新たな階級に足を踏み入れた井上尚弥の次なる戦いに、世界中が期待を寄せている。各国メディアですでに、井上尚弥とWBC、WBOのスーパーバンタム級王者、スティーブン・フルトンの対戦が決定的であると伝えられており、１月２７日には米スポーツベッティングサイト『The Sports Geek』も両者の対戦について報じている。

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　同メディアは「この試合は日本で行われる予定で、試合は５月に行われると予想されているが、具体的な日程については決定していない」として、開催場所、時期について言及。さらに「イノウエは通常、本国では火曜日の夜に試合を行うため、この試合はアメリカでは午前中にライブストリーミングされる予定だ」と米国内でのテレビ中継についても触れている。

　その上で「フルトンはこれまでアメリカ国外での試合経験はないが、スーパースターとなる可能性があることを考えれば、イノウエと、彼を応援する観客を相手にするため、日本まで足を運ぶことに迷いはないだろう」として、試合の日本開催が有力と見解を示した。また「イノウエに勝てば、パウンド・フォー・パウンドのリストに載り、世界最高の１２２ポンドファイター（スーパーバンタム級）としての地位が確立されるとアメリカ人は信じているのだ」とフルトンの井上戦に対するスタンスを読み解いている。

　加えて、すでにこの試合へのベッティングが行われており、井上有利の予想が多数を占めているとして「当然ながらフルトンがプロボクシングの試合でアンダードッグに位置付けられるのは今回が初めてである」と意外な結果となったことを強調。他にも「控えめに言っても、このオッズは興味深い。イノウエは体重を上げ、間違いなく最高の１２２ポンドファイターであるフルトンと対戦することになる。彼はこの試合の挑戦者でもあり、フルトンは２１勝０敗、８KOという無敵の記録を持つ」として、フルトンの実績も紹介しながら、日本人チャレンジャーを称えている。

　井上にとって未知の領域とはいえ、その強さから転向初戦でのタイトル奪取の予想も少なくないようだ。両雄による対戦がいつ行われるのか、世界中のボクシングファンは胸を高鳴らせながら正式発表を待つばかりだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]