I・ウィリアムス、ラ・リーガ連続試合出場記録が「251」でストップ…今節欠場で約7年の皆勤賞に終止符

2023年1月30日(月)11時35分 サッカーキング

セルタ戦欠場で、ラ・リーガ連続出場記録が「251」でストップ… [写真]=Getty Images

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 アスレティック・ビルバオのガーナ代表FWイニャキ・ウィリアムスが、29日に行われたラ・リーガ第19節セルタ戦を欠場し、同リーグ連続試合出場記録が「251」でストップした。

 1994年6月15日生まれのイニャキ・ウィリアムスは現在28歳。アスレティック・ビルバオの下部組織出身で、2014年にトップチームデビューを果たした。爆発的なスピードとフィジカルを武器に定位置を確保した同選手は、2016年4月に行われたラ・リーガのアトレティコ・マドリード戦以降、約7年間に渡って一度も欠場なしの金字塔を打ち立てる。2021年10月には、当時ラ・リーガ最多連続試合出場数を保持していたフアン・アントニオ・ララニャガ氏の202試合を抜き、歴代1位に躍り出た。

 今シーズンもここまでラ・リーガ皆勤賞を続けるとともに、昨年11月にはFIFAワールドカップカタール2022にガーナ代表として臨み、グループステージの全3試合に出場。当然、敵地で行われる第19節セルタ戦の招集リストにもイニャキ・ウィリアムスの名前が記載されていた。しかし、直前で右足ハムストリングの違和感を訴え、欠場が決定。これにより、ラ・リーガ連続試合出場記録は「251」でストップし、約7年間に及んだ偉大な挑戦に終止符が打たれた。

 これまでにイニャキ・ウィリアムスは、エルネスト・バルベルデ(2013年夏〜2017年夏、2022年夏〜)、ホセ・アンヘル・ジガンダ(2017年夏〜2018年夏)、エドゥアルド・ベリッソ(2018年夏〜2018年12月)、ガイスカ・ガリターノ(2018年12月〜2021年1月)、マルセリーノ・ガルシア・トラル(2021年1月〜2022年6月)の5人の監督の信頼を勝ち取り、ピッチに立ち続けた。スペイン紙『アス』によると、6年連続でラ・リーガ全試合に出場したのは同選手が初めてという。なお、ブラックバーンやアメリカ代表などで活躍したGKのブラッド・フリーデル氏が、プレミアリーグで2000年以降最多となる連続試合出場数「310」を打ち立て、1960年代から1970年代後半にかけてバイエルンの守護神として君臨したゼップ・マイヤー氏が誇る442試合連続出場が、ブンデスリーガおよび世界における最多記録のようだ。

 ラ・リーガでは未踏の領域を走り続けてきた“鉄人”の次なる挑戦に大いに期待だ。

サッカーキング

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