ジェズスが1G1A! 逃げ切ったアーセナルが連勝で暫定2位浮上…次節リヴァプールとの大一番へ

2024年1月31日(水)6時26分 サッカーキング

ジェズス躍動のアーセナルがノッティンガム・フォレスト撃破 [写真]=Getty Images

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 プレミアリーグ第22節が30日に行われ、ノッティンガム・フォレストとアーセナルが対戦した。

 20年ぶりのリーグ優勝を目指すアーセナルは年末年始にかけて公式戦3連敗と不振に陥ったものの、前節はクリスタル・パレスに5−0で大勝し3位に浮上した。連勝を目指す今節は16位ノッティンガム・フォレストの本拠地に乗り込んでの一戦。日本代表DF冨安健洋を欠くなか、マルティン・ウーデゴーアやエミール・スミス・ロウ、ブカヨ・サカらに加え、負傷が心配されたガブリエウ・マガリャンイスとデクラン・ライスも先発に名を連ねた。

 序盤から7割近いボール保持率を記録するアーセナル。左サイドではガブリエウ・マルティネッリやスミス・ロウ、オレクサンドル・ジンチェンコらが流動的に動き、右サイドでは幅を取ったサカが起点を作る。13分、ホワイト、サカ、ガブリエウ・ジェズスが絡んだ攻撃からボックス内のウーデゴーアがシュートを放つもDFがブロック。14分には左のニアゾーンを取ったスミス・ロウの折り返しにジェズスが飛び込んだがボールは枠の上に外れた。

 その後も徹底的にスペースを埋めたノッティンガム・フォレストの守備を前に攻めあぐねる展開が続く。30分、ジェズスが縦パスを引き出すと、スイッチする形でボールはボックス手前中央のスミス・ロウへ。最後は思い切って右足を振ったが枠を捉えることができず。39分にはジェズスがスミス・ロウとのパス交換でボックス内左へ侵入し中央へラストパス。良い形を作ったが、シュートに繋げることはできなかった。

 44分にはボックス内左のこぼれ球にサカが反応したが、シュートはDFのブロックに阻まれ枠の左へ。前半はこのままスコアレスで折り返した。

 後半の序盤もアーセナルが攻勢を強める。57分、ホワイトがボックス内のサカへと繋ぎ、サポートに入ったウーデゴーアのラストパスからジェズスが決定的なチャンスを迎えたが、シュートは惜しくもポストに阻まれた。ややオープンな展開が増え始めた65分、アーセナルに待望の先制点が生まれる。敵陣左サイド深くでジンチェンコのスローインを受けたジェズスがボックス内左へ侵入。最後はGKの股を抜く技ありの一撃でゴールネットを揺らした。

 リードを奪ったアーセナルは72分、CKのピンチを凌ぐとそのままピッチ中央で相手選手のパスをカットしカウンターを発動。ウーデゴーアのパスを受けたジェズスが右へ展開すると、走り込んできたサカが右足でゴール左下隅に沈め貴重な追加点を奪った。その後はフレッシュな選手を投入しつつ、主導権を握ったまま時計の針を進めていく。80分には途中出場のレアンドロ・トロサールが際どいシュートを放つなど惜しいチャンスも作り出す。

 ノッティンガム・フォレストは89分、ダニーロのロングフィードをゴンサロ・モンティエルが頭で繋ぎ、最後はタイウォ・アウォニイがネットを揺らすも反撃はここまで。逃げ切ったアーセナルが連勝を達成し暫定2位に浮上した。次節は2月4日に行われ、ノッティンガム・フォレストはアウェイでボーンマスと、アーセナルはホームでリヴァプールと対戦する。

【スコア】
ノッティンガム・フォレスト 1−2 アーセナル

【得点者】
0−1 65分 ガブリエウ・ジェズス(アーセナル)
0−2 72分 ブカヨ・サカ(アーセナル)
1−2 88分 タイウォ・アウォニイ(ノッティンガム・フォレスト)


【動画】アーセナルがジェズスの技有りゴールとサカ弾で連勝達成!

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