森保ジャパン8強進出に貢献した久保建英と上田綺世をスペインメディアも絶賛「クボとウエダは日本の顔」

2024年2月1日(木)7時16分 ココカラネクスト

久保(写真)や上田ら攻撃陣が機能したが、またも失点したのは不安要素だ(C)Getty Images

 攻撃陣が存在感を示し白星を呼び込んだ。

 サッカーアジアカップカタール大会で現地時間1月31日、日本代表はノックアウトステージ初戦でバーレーン代表と対戦、3‐1で勝利しベスト8進出を決めた。

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 序盤から相手ゴールに迫り続け、主導権を握っていた日本は31分、毎熊晟矢のロングシュートがポストに当たり、跳ね返ったボールを堂安律が押し込んで先制。さらに、49分には久保が敵陣でボールを奪い、ショートカウンターを仕掛けボールを繋ぐと、ゴール前で相手DFに当たったボールが久保の足元へ転がり、これを冷静に流し込み追加点。

 その後、1点を奪われた後、72分には右サイドの毎熊からパスを受けた上田綺世がドリブルでゴールへ突進。シャツを掴んで止めようとする、相手ディフェンスをものともせずシュートを放ちネットを揺らした。

 唯一の失点は、バーレーンのコーナーキックの展開から、GKの鈴木彩艶とボールをクリアしようとした上田が交錯したことで喫しており、ディフェンス時の連携面での課題を露呈したものの、攻撃では大会4点目の上田、そして初ゴールを決めた久保、堂安と、3人のアタッカーが結果を残すという今後への期待を膨らませる内容となった。

 大会前より優勝候補として高く評価されていた日本の鮮やかな勝利は、欧州でも報じられており、スペインメディア『as』もゲーム結果をレポートしている。日本の3得点をそれぞれ伝えながら、「クボとウエダは優勝候補の一角である日本の顔だ」と追加点を記録した2人を絶賛した。

「この試合で日本が頼ったのはクボとウエダの得点本能だった」と見解を綴っている他、チーム最多ゴールの上田には「素晴らしい個人プレーで今大会4点目となるゴールを決めた」と評し、また、一旦はオフサイドとなったもののVARによってゴールが認められた久保の得点にも、「ハードワークが報われた」として、最後までボールを追い続けた意欲を称えている。

 加えて同メディアは、「ウエダの得点本能とクボの天性の才能は、日本にとって破壊力を持った武器となっている」と殊勲のゴールを挙げた2人への賛辞を並べた。

 苦戦も予想されたバーレーンを相手に先手を取り、終始、試合の流れを渡さなかった日本。中2日で迎えるベスト8の戦いでも、勝負強さを発揮している攻撃陣が勝利をもたらす存在となるはずだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]


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