昨季のコッパ・イタリア王者インテルがアタランタに勝利! 一番乗りで準決勝へ

2023年2月1日(水)12時2分 サッカーキング

インテルがアタランタを下す [写真]=Getty Images

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 コッパ・イタリア準々決勝が1月31日に行われ、インテルとアタランタが対戦した。

 4つの対戦カードのうち唯一の1月31日開催となった一戦では、昨季の王者であるインテルと現在セリエAで4位につけているアタランタが激突。インテルはニコロ・バレッラ、ラウタロ・マルティネス、ロメル・ルカクらが先発に名を連ねた。一方、アタランタもジェレミー・ボガ、マルテン・デ・ローン、ドゥバン・サパタらがスタメンに入っている。

 試合は序盤から拮抗した展開に。アタランタは5分、左コーナーキックを獲得すると、トゥーン・コープマイネルスの放ったボールからサパタがヘディングシュート。これはわずかに枠を外れた。対するインテルは21分、ペナルティエリア手前でルーズボールを拾ったバレッラが左足でミドルシュートを狙ったもの、GKフアン・ムッソに阻まれた。

 続く41分もインテルがアタランタのゴールを脅かす。敵陣でサパタからボール奪うと、ヘンリク・ムヒタリアンは即座に近くの味方へ預ける。ボールを受けたハカン・チャルハノールがペナルティエリア手前から左足を振り抜くと、強烈なシュートが右ポストに直撃した。一方のアタランタは45分、左サイド高い位置を取ったヨアキム・メーレが右足でクロスボールを送ると、ペナルティエリア内でサパタがフリーに。頭で合わせたが、シュートはクロスバーの上へと外れた。前半はこのままスコアレスで終了している。

 後半に入ると試合が動く。57分、敵陣でボールを回す中、ボールを持ったチャルハノールはキックフェイントを挟んで、相手が密集している中央へアウトサイドのパスを付ける。これをL・マルティネスがダイレクトで落とすと、ファーストタッチで前に持ち出したマッテオ・ダルミアンが左足でゴールネットを揺らした。インテルが先制に成功している。

 1点ビハインドとなったアタランタは64分、ペナルティエリア手前で得たフリーキックを一工夫。ワンツーからボールを持ち出したボガが自らフィニッシュまで持ち込んだものの。左足で狙ったシュートはわずかにゴール右へと外れた。

 その後もアタランタは猛攻を続けたものの、最後まで同点弾を挙げられず、試合はこのままタイムアップ。昨季王者のインテルが一番乗りで準決勝進出を決めた。

 現行のコッパ・イタリアは準決勝のみファーストレグとセカンドレグの2戦合計で勝敗が争われる。前者は4月4日と5日、後者は25日と26日に開催予定だ。

【スコア】
インテル 1−0 アタランタ

【得点者】
1−0 57分 マッテオ・ダルミアン(インテル)

サッカーキング

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