DeNA・山崎康晃、新球・カーブ習得のきっかけは尊敬する先輩からのアドバイス
2025年2月2日(日)6時0分 スポーツ報知
ブルペン入りした山崎
DeNAの山崎康晃投手(32)が1日、沖縄・宜野湾キャンプ初日にブルペンで新球・カーブを披露した。
25球目。ふわりとしたボールが捕手のミットに収まった。「感覚的にすごいいいものがある。このまま引き続き投げたい」。全29球のうち、カーブは1球のみ。それでも今オフに取り組んできた手応えはばっちりだった。
習得のきっかけはメジャー帰りの尊敬する先輩からのアドバイスだった。筒香から「後ろ(中継ぎ陣)で投げているカーブをよく見なさい」と指摘され、タブレット端末で映像を共有してもらうこともあった。自主トレ期間中には後輩の24歳右腕・宮城から握りなど教えを受けた。直球、ツーシーム主体の投球スタイルだが、緩い変化を習得すれば、投球の幅は広がる。
名球会入りの通算250セーブまで残り19に迫っている。18年から2年連続セーブ王を獲得した32歳は森原からクローザーの座を取り返すために奮闘している。「そういう意味ではチャレンジャー。あぐらをかいている暇はない」ときっぱり。ハマスタの9回でファンのヤスアキジャンプを復活させるためにも進化を目指す。(太田 和樹)