吉田麻也のセリエAデビューはお預け…サンプドリア、2点差追いつくもナポリに敗戦
2020年2月4日(火)8時46分 サッカーキング
試合は3分にアルカディウシュ・ミリクのヘディング弾でナポリが先制。16分には、コーナーキックの流れからエリフ・エリマスが押し込んで、ナポリがリードを広げる。すると、サンプドリアは27分、ファビオ・クアリャレッラがエリア外から鮮やかなボレー弾を叩き込んで1点を返す。サンプドリアは1−2のビハインドで前半を折り返した。
73分、サンプドリアは獲得したPKをマノロ・ガッビアディーニが冷静に沈めて同点に追いつく。しかし、ナポリは83分にディエゴ・デンメがこぼれ球を豪快に押し込んで再び勝ち越しに成功すると、後半アディショナルタイム8分にはドリース・メルテンスが無人のゴールに流し込んでダメ押しの4点目。結局、ナポリが4−2で打ち合いを制した。
なお、エルマスにとっては昨夏のナポリ加入後自身初得点に。また、デンメはディエゴ・マラドーナ氏以来、ナポリ史上2人目となるセリエAで得点を挙げた“Diego”になった。マラドーナ氏が最後にセリエAで得点を挙げたのは、奇しくも1991年3月のサンプドリア戦のことだった。
次節、サンプドリアは8日にアウェイでトリノと、ナポリは9日にホームでレッチェとそれぞれ対戦する。
【スコア】
サンプドリア 2−4 ナポリ
【得点者】
0−1 3分 アルカディウシュ・ミリク(ナポリ)
0−2 16分 エリフ・エルマス(ナポリ)
1−2 27分 ファビオ・クアリャレッラ(サンプドリア)
2−2 73分 マノロ・ガッビアディーニ(サンプドリア)
2−3 83分 ディエゴ・デンメ(ナポリ)
2−4 90+8分 ドリース・メルテンス(ナポリ)