橋岡大樹所属のルートンが2部降格濃厚に…今季プレミア昇格の全3クラブが1年で2部降格へ

2024年5月12日(日)3時44分 サッカーキング

ルートン・タウンに所属する橋岡大樹[写真]=Getty Images

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 プレミアリーグ第37節が11日に行われ、バーンリーの降格が決定。すでに降格が決まっているシェフィールド・ユナイテッドに加え、ルートン・タウンの残留も厳しい条件となり、2023−24シーズンにプレミアリーグへ昇格した全3クラブの降格が濃厚となった。

■ルートン・タウン

◇昨季成績:3位(2部)
◇今季成績:18位

 昨季チャンピオンシップで3位となり、プレーオフを勝ち上がって今季プレミアリーグに昇格したルートンだが、11日に行われた試合でウェストハムに1−3で敗れ、第37節終了時点で6勝8分23敗の18位、勝ち点「26」の成績となった。17位ノッティンガム・フォレストも第37節でチェルシーに2−3で敗れたが、残り1試合で勝ち点差は「3」のまま。ルートンが逆転で残留するためには、最終節でノッティンガム・フォレストと勝ち点で並び、得失点差「12」を埋める必要があり、残留は極めて難しい状況となった。

■シェフィールド・ユナイテッド

◇昨季成績:2位(2部)
◇今季成績:20位

 昨季チャンピオンシップで自動昇格圏内の2位に入ったシェフィールド・ユナイテッドは、3シーズンぶりのプレミアリーグで大苦戦。10試合を終えた時点で獲得した勝ち点はわずか「1」のみとプレミアリーグ史上最低の成績にとどまり、昨年12月にポール・ヘッキングボトム監督を解任した。かつてクラブを率いていたクリス・ワイルダー監督を再招へいしたが、その後も勝ち点を伸ばせず、3試合を残して早々に降格が決定した。

 なお、第37節エヴァートン戦で0−1で敗れ、総失点が「101」に到達。1993−94シーズンのスウィンドン・タウンが記録した1シーズンでの100失点を超えて、歴代最多失点記録を更新してしまった。

■バーンリー

◇昨季成績:1位(2部)
◇今季成績:19位

 バーンリーは昨季チャンピオンシップで勝ち点「101」を獲得し、圧倒的な強さで優勝を果たした。プレミアリーグに昇格した今季も、ヴァンサン・コンパニ監督が継続してポゼッションを重視するスタイルを貫いたが、継続的に勝ち点を伸ばすことができず。第37節でトッテナムに1−2で逆転負けを喫したことで、残留圏内の17位ノッティンガム・フォレストの勝ち点を上回る可能性が消滅し、最終節を残して降格が決定した。

 なお、今季はプレミアリーグが定める収益性および持続可能性規則(PSR)に違反したとして、エヴァートンとノッティンガム・フォレストが勝ち点を剥奪された。エヴァートンは8ポイントを失ったが、すでに残留を確定させた。ノッティンガム・フォレストは4ポイントを剥奪されたが、上記の通り、ルートン・タウンを上回って残留する可能性が高まっている。

 

サッカーキング

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