足りなかった「勝ちへの執着心」 冨安健洋が“意識改革”訴える「難しい展開の時に淡々と黙ってやるのではなく…」

2024年2月4日(日)1時38分 サッカーキング

冨安健洋 [写真]=Getty Images

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  日本代表は2日、AFCアジアカップカタール2023・準々決勝でイラン代表と対戦し、1対2で逆転負けを喫した。

 センターバックの一角として先発フル出場を果たした冨安健洋は「1対0で後半に入って、攻撃陣には『2点目を取りに行ってほしい』と伝えていました。何回かあったチャンスを決めきれない中、ディフェンス陣は耐えないといけなかったですけど、それができず。悪い時の日本が出たと思います。それを変えようとする選手が何人いるかというところで、正直に熱量を感じられなかったというか。物足りなさを感じました」と振り返った。

 冨安が日本に足りない要素として挙げたのは「勝ちへの執着心」だ。「良くない時に声を出す。ディフェンスだったら、がっつりボールを奪って雰囲気を変える。球際に行くとか、ドリブルで仕掛けて雰囲気を変える。このチームには足りない部分ですし、良くない日本のまま変わることができずに終わってしまった。それは僕自身も含めて、もっともっとやらないといけないなと思っています」とコメント。「後半の難しい展開の時に淡々と黙ってやるのではなく、何かを変えようとする選手がいたり、声をかける選手がもっともっといないと勝てない」と訴えた。

 3大会ぶりの頂点を目指したアジアカップは、ベスト8という結果で幕を閉じた。「今大会5試合で1試合もベストなゲームはできなかったですし、(敗れた)イラクやイランという中東勢に苦戦しました。中東勢の勝ちへの執着心に劣ったという見方もできなくない。僕も含めて足りないので、できることはチームに帰って少しずつでも成長していくこと。僕もアーセナルに帰ったらスタメンを取らないといけない立場なので、まだまだ成長しないといけない」とさらなるレベルアップを誓った。

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