アウディ、第二世代となるTCRレーシングカー、新型RS3 LMSをワールドプレミア

2021年2月5日(金)21時26分 AUTOSPORT web

 アウディは2月5日、世界中で開催されているTCRツーリングカー規定用のニューマシン、新型アウディRS3 LMSを、ノイブルクのアウディスポーツでワールドプレミアした。180台が生産された第一世代の栄光を引き継ぎ、世界中のカスタマーへと販売される。


 アウディRS3 LMSは、アウディのハイパフォーマンスセダンであるRS3のTCRレーシングカー。同じグループ内のフォルクスワーゲン・ゴルフGTI TCR、クプラTCRと多くの部分でパーツを共通化しながら、RS3ならではの安定感をもち、第一世代のRS3 MSは180台が生産され、わずか4年間で世界中のTCRレースで279勝を記録。2018年のTCRモデル・オブ・ザ・イヤー、16のドライバータイトルを獲得するなど、数多くの栄光を獲得してきた。日本でも2020年に篠原拓朗とAudi Team Hitotsuyamaがタイトルを獲得した。


 そんなRS3 LMSだが、ベースモデルのRS3のモデルチェンジに先駆け、RS3 LMSも第二世代が登場することになった。「我々は市販車にとってのモータースポーツの重要性を強調するべく、ロードゴーイングモデルが登場するのに先駆け、レーシングカーを提示したい」と語ったのは、アウディスポーツGmbHのジュリアス・シーバッハ。


「アウディRS3 LMSは、カスタマーレーシングへの明確な取り組みのひとつであり、ニューモデルとともに、初代の目覚ましい成功を続けていきたいと思う」


 RS3 LMSの第二世代は、EA888と呼ばれる新世代エンジンを積むほか、ミッションの軽量化や、第一世代でも高い評価を得ていた安全性、人間工学に基づいたコクピット等、レーシングカーとしてさらなる進化を遂げている。

新型アウディRS3 LMS
新型アウディRS3 LMS
新型アウディRS3 LMS
新型アウディRS3 LMS
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