インテルが盤石の勝利でセリエA暫定首位に!…バレッラ&ペリシッチ弾で快勝

2021年2月6日(土)9時3分 サッカーキング

ペリシッチ(右)のゴールを喜ぶインテルの選手たち [写真]=Getty Images

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 セリエA第21節が5日に開催され、フィオレンティーナとインテルが対戦した。

 今シーズン第20節終了時点で、首位のミランと勝ち点差2の2位につけるインテル。他のクラブよりも一足早く行われた今節は、ロメル・ルカク、アレクシス・サンチェス、イヴァン・ペリシッチらを起用して臨んだ。

 試合はまず、ボールを握ったインテルが最初のビッグチャンスを迎える。右サイドからA・サンチェスが2人を交わしてアクラフ・ハキミに渡すと、マイナスの折り返しをニコロ・バレッラが右足でフィニッシュ。しかしこれはGKバルトウォミェイ・ドラゴフスキが片手で弾き出した。

 続けて好機を作るインテルは、31分、ショートコーナーからエリア外中央で受けたバレッラが右足を一振り。美しいカーブを描いたボールがゴール右に突き刺さり、インテルが先制に成功する。その後、フィオレンティーナの絶好機を守護神サミール・ハンダノヴィッチのスーパーセーブにより逃れたインテルは、リードを守ってハーフタイムへと入る。

 後半に入ると52分、再びインテルが右サイドでフィオレンティーナの守備を崩す。前を向いたA・サンチェスがスルーパスを出すと、スピードに乗ったハキミがエリア内まで侵入してラストパス。これをイヴァン・ペリシッチがしっかりと押し込み、インテルがリードを2点に広げた。

 その後もインテルは、エースのルカクや途中投入されたラウタロ・マルティネスを中心にフィオレンティーナゴールに迫るも、さらなる追加点は生まれず。だがフィオレンティーナに流れを渡すことなく、力の差を見せつける形となった。

 試合はこのまま終了。勝利したインテルはこれでリーグ暫定首位となり、7日に試合を迎えるミランにプレッシャーをかける形となった。一方のフィオレンティーナは、勝ち点22にとどまり順位は12位となっている。

 次節、フィオレンティーナはアウェイでサンプドリアと、インテルはホームでラツィオと、それぞれ14日に対戦する。

【スコア】
フィオレンティーナ 0−2 インテル

【得点者】
0−1 31分 ニコロ・バレッラ(インテル)
0−2 52分 イヴァン・ペリシッチ(インテル)

サッカーキング

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