マンU、今夏に大型補強を敢行か…CEOが示唆「クラブ再建の重要な機会」

2020年2月12日(水)9時53分 サッカーキング

ウッドワードCEO(左)がライス(右上)やマディソン(右下)らの獲得を示唆した [写真]=Getty Images

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 マンチェスター・Uのエド・ウッドワードCEOが、今夏の補強について語った。11日、イギリスメディア『トーク・スポーツ』が伝えた。

 近年低迷するマンチェスター・Uは、昨夏にイングランド代表DFアーロン・ワン・ビッサカや同国代表DFハリー・マグワイアらを、今冬にはポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスらを総額2億ポンド(約284億円)かけて獲得するなど、チーム再建への歩みを着実に進めている。

 ウッドワードCEOはここまでのプロセスについて、次のようにコメント。現有戦力への信頼を強調した一方で、物足りなさがあることも認めた。

「B・フェルナンデスの獲得やケガ人の復帰は、シーズン後半戦を戦う上で原動力となる。私たちにはヨーロッパリーグもFAカップも、チャンピオンズリーグ(CL)出場権の争いも残っているからね。だが、クラブとして、そして取締役として、私たちはまだ理想にたどり着いていないことを認めるよ。プレミアリーグとCLのタイトルに継続的に挑むことがクラブ全体の最優先事項だ。みんなが目標の達成にコミットしている」

 また、同CEOは今夏の移籍市場に向けての取り組みを紹介。現場とスカウティングが一体となって、補強に動いていることを強調した。

「スカウティングやデータ・分析に多額の投資を行い、選手補強のプロセスに多大な労力を費やした。補強部門は、オーレ(・グンナー・スールシャール監督)や彼のコーチ陣とともに、明確な計画と哲学に取り組んでいるよ。うちの選手獲得プロセスは、夏の移籍期間を考慮していて、選手の分析と選出に注力しているんだ。クラブ再建の一環として、今夏は重要な機会だと考えている」

 マンチェスター・Uは現在、イングランド代表MFデクラン・ライス(ウェストハム)や同ジェームズ・マディソン(レスター)、ブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョ(バルセロナからバイエルンに期限付き移籍中)らの獲得が噂されている。

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