マウント、最新の契約延長オファーに断り…一部のクラブ関係者はマウントの退団を希望?

2023年2月12日(日)13時1分 サッカーキング

最新の契約延長オファーを断ったと言われるマウント [写真]=Getty Images

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 チェルシーのイングランド代表MFメイソン・マウントが、クラブから提示された最新の契約延長オファーに断りを入れたようだ。11日、イギリス紙『テレグラフ』や『デイリー・メール』が報じている。

 報道によると、現行契約が残り1年半となっているマウントだが、最新のオファーでは新加入選手を含めた一部選手よりも低く提示された給与面の条件に不満があり、断りを入れたとのこと。これにて一度交渉は停滞し、一部のクラブ関係者はマウントの退団を望んでいるとも伝えられている。

 また、この状況を受け、チェルシー側もマウントの売却という決断を下す可能性も出てきたそう。同選手自身はクラブの下部組織出身だが、「クラブの将来に重要な存在であるのは当然のこと」と見なされないことに不満を持っているとの報道もある。中盤のポジション争いは激化しており、新加入エンソ・フェルナンデスやルベン・ロフタス・チークに、コナー・ギャラガー、デニス・ザカリアやマテオ・コヴァチッチ、エンゴロ・カンテ、さらには若手のカーニー・チュクエメカも選択肢となっている。

 同選手を巡っては、リヴァプールが獲得を狙っているとも報じられるが、同クラブはイングランド代表MFジュード・ベリンガム(ドルトムント)やポルトガル代表MFマテウス・ヌネス(ウルヴァーハンプトン)の獲得を優先。他にはユヴェントスとのリンクも噂される程度となっている。

 マウントは現在24歳。チェルシーの下部組織出身で、フィテッセとダービー・カウンティへのローン移籍を経た2019年からトップチームに定着。直近は2シーズン連続でクラブの年間最優秀選手に輝くなど、活躍を見せている。今季はリーグ戦で21試合に出場し、3得点2アシストという成績。イングランド代表では通算36試合の出場で5ゴールをマークしており、EURO2020やFIFAワールドカップカタール2022でもプレーした。

 アカデミー出身者期待の星としてプレーするマウント。契約延長か、はたまた移籍という決断を下すのか。2023年夏のキーポイントの1つとなりそうだ。

サッカーキング

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