CL決勝トーナメントがついに始まる…生き残った16チームの現状は?
2018年2月13日(火)18時33分 サッカーキング
■2/13(火)28:45 ユヴェントス vs トッテナム
▼ユヴェントス
直近10試合の成績:10勝0分0敗
ウィンターブレイク:なし
セリエA:「2位」…20勝2分2敗、コッパ・イタリア:準決勝進出
3勝2分1敗の2位でグループステージを突破したユヴェントスは、昨年11月22日のバルセロナ戦から公式戦無敗記録を継続している。リーグ戦でも首位ナポリと勝ち点差わずか「1」の2位につけており、充実したシーズンを過ごしている。昨シーズンはCL決勝でレアル・マドリード相手に涙を飲んだ。
▼トッテナム
直近10試合の成績:6勝4分0敗
ウィンターブレイク:なし
プレミアリーグ:「5位」…15勝7分5敗、FAカップ:5回戦進出
トッテナムもまた、昨年12月23日のバーンリー戦以降、公式戦無敗を記録している。エースのイングランド代表FWハリー・ケインがリーグ戦26試合で23ゴールと得点ランクトップをひた走り、10日に行われたアーセナルとのダービー戦でも決勝点となるゴールを奪った。
■2/13(火)28:45 バーゼル vs マンチェスター・C
▼バーゼル
直近10試合の成績:9勝0分1敗
ウィンターブレイク:あり
スイス・スーパーリーグ:「2位」…12勝5分4敗、スイスカップ:準決勝進出
リーグ第8節まで、3勝2敗3敗と振るわなかったものの、その後盛り返した。事実、4日のルガーノ戦に破れるまで、11月5日から9試合連続無敗を記録。リーグ2位にまで順位を上げている。昨夏に獲得したオランダ代表FWリッキー・ファン・ウォルフスウィンケルは、チームトップの7ゴールを挙げている。
▼マンチェスター・C
直近10試合の成績:8勝1分1敗
ウィンターブレイク:なし
プレミアリーグ:「1位」…23勝3分1敗、FAカップ:5回戦進出
2年目を迎えたジョゼップ・グアルディオラ監督のもとでチームは大きく躍進。リーグ新記録となる18連勝を達成し、2位マンチェスター・Uを大きく引き離す勝ち点「16」差をつけた。アルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロは22試合21ゴールをマーク。ベルギー代表MFケヴィン・デ・ブライネは14アシストを記録し、アシストランキングでトップに立っている。
■2/14(水)28:45 ポルト vs リヴァプール
▼ポルト
直近10試合の成績:8勝2分0敗
ウィンターブレイク:あり
プリメイラ・リーガ:「1位」…17勝4分0敗、タッサ・デ・ポルトガル:準決勝敗退
リーグ戦無敗で首位に立つポルトは、53ゴールと攻撃陣が好調なこと以上に、10失点という守備陣の堅さも目立つ。グループステージ最終節で昨シーズンのリーグ・アン王者モナコと対戦したときは、5−2で勝利した。
▼リヴァプール
直近10試合の成績:7勝1分2敗
ウィンターブレイク:なし
プレミアリーグ:「3位」…15勝9分3敗、FAカップ:4回戦敗退
リーグ戦でマンチェスター・Cの79ゴールに次ぐ61ゴールを決めて3位にまで順位を上げた。ブラジル代表FWロベルト・フィルミーノ、セネガル代表FWサディオ・マネ、エジプト代表FWモハメド・サラーのトライアングルは超がつくほど強力。なかでもサラーは、加入1年目で主力に定着し、リーグ戦22ゴールをマークしている。
■2/14(水)28:45 レアル・マドリード vs パリ・サンジェルマン
▼レアル・マドリード
直近10試合の成績:5勝3分2敗
ウィンターブレイク:あり
リーガ・エスパニョーラ:「4位」…12勝6分4敗、コパ・デル・レイ:準々決勝敗退
今シーズンのレアル・マドリードは極度の不振に陥っている。リーグ戦では首位のバルセロナに勝ち点「17」差をつけられ、リーグ優勝は大変厳しいものになった。それでも、第23節のレアル・ソシエダ戦で5−2と勝利。決戦に向けて弾みをつけることができた。
▼パリ・サンジェルマン
直近10試合の成績:9勝0分1敗
ウィンターブレイク:あり
リーグ・アン:「1位」…21勝2分2敗、クープ・ドゥ・フランス:準々決勝進出
昨夏にブラジル代表FWネイマールとフランス代表FWキリアン・ムバペを補強したチームは、自慢の攻撃陣を駆使してリーグ戦を独走中。得点ランク1位と2位をネイマールとウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニで独占しており、チーム総得点数を76まで伸ばしている。
■2/20(火)28:45 チェルシー vs バルセロナ
▼チェルシー
直近10試合の成績:4勝3分3敗
ウィンターブレイク:なし
プレミアリーグ:「4位」…16勝5分6敗、FAカップ:5回戦進出
昨シーズンのプレミアリーグ王者は、主力選手の負傷離脱と過密日程による疲弊もありリーグ戦で苦戦中。ボーンマス戦(第25節)とワトフォード戦(第26節)の連戦では、7失点で2連敗を喫した。しかし、続くウェスト・ブロムウィッチ戦ではリーグ戦3試合ぶりとなる完封勝利を決め、復調の兆しを垣間見せた。
▼バルセロナ
直近10試合の成績:7勝2分1敗
ウィンターブレイク:あり
リーガ・エスパニョーラ:「1位」…18勝5分0敗、コパ・デル・レイ:決勝進出
対するバルセロナは、シーズン開幕から好調を維持している。公式戦でわずか1敗しかしておらず、ネイマールの抜けた穴をエルネスト・バルベルデ監督が見事に調整した。エースのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは、リーグ戦20ゴールを挙げて得点ランクで1位をキープ。
■2/20(火)28:45 バイエルン vs ベジクタシュ
▼バイエルン
直近10試合の成績:10勝0分0敗
ウィンターブレイク:あり
ブンデスリーガ:「1位」…18勝2分2敗、DFBポカール:準決勝進出
昨年9月28日にカルロ・アンチェロッティ監督を解任して、監督業から引退していたユップ・ハインケス氏を招へいしてからチームは劇的に変わった。第15節のボルシアMG戦に敗戦して以降、公式戦12連勝中。ポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキは、公式戦31試合出場26ゴールを挙げチームを牽引している。
▼ベジクタシュ
直近10試合の成績:7勝1分2敗
ウィンターブレイク:あり
スュペル・リグ:「4位」…11勝7分3敗、テュルキエ・クパス:準決勝進出
グループGを首位で通過したベジクタシュは年明けから調子を取り戻しつつある。1月21日のアンタルヤスポル戦に勝利すると、ここまで公式戦6試合敗けなし。2016年にベンフィカからレンタルで加入したエースのブラジル人MFタリスカは、ここまで公式戦9ゴール3アシストを記録。
■2/21(水)28:45 セビージャ vs マンチェスター・U
▼セビージャ
直近10試合の成績:6勝2分2敗
ウィンターブレイク:あり
リーガ・エスパニョーラ:「6位」…11勝3分9敗、コパ・デル・レイ:決勝進出
リーグ戦第22節のエイバル戦で、まさかの1−5で敗北した。しかし、チームはそのショックを引きずることなく、その後の公式戦で2連勝を達成。それでも、チーム内得点王のフランス人FWウィサム・ベン・イェデルとコロンビア代表FWルイス・ムリエルがそれぞれ5ゴールと元気がないのが懸念材料である。
▼マンチェスター・U
直近10試合の成績:6勝2分2敗
ウィンターブレイク:なし
プレミアリーグ:「2位」…17勝5分5敗、FAカップ:5回戦進出
リーグ戦では2位マンチェスター・Cに大差をつけられ、直近のニューカッスル戦では、チャンスを決めきれず0−1で敗戦。しかし、今冬に獲得したチリ代表FWアレクシス・サンチェスが早速ゴールを挙げており、ジョゼ・モウリーニョ監督体制2年目となる今シーズンに、2007−08シーズン以来となるCL制覇を目指す。
■2/21(水)28:45 シャフタール・ドネツク vs ローマ
▼シャフタール・ドネツク
直近10試合の成績:6勝1分3敗
ウィンターブレイク:あり
ウクライナ・プレミアリーグ:「1位」…13勝3分3敗、ウクライナ・カップ:準決勝進出
昨年12月10日のウィンターブレイク前最後の試合で1−2と敗戦。16日からリーグ戦が再開するが、長い中断期間におかげでコンディション調整が難しい。
▼ローマ
直近10試合の成績:3勝3分4敗
ウィンターブレイク:なし
セリエA:「4位」…14勝5分5敗、コッパ・イタリア:ベスト16敗退
昨年12月20日から1月28日までの7試合で未勝利と、大不調に陥っていた。しかし、直近の2試合で連勝してCLに向けて勢いをつける。リーグ戦ではナポリとユヴェントスに水をあけられているものの、19失点は最少失点ランキング3位タイである。