レアル通算600試合出場に王手! S・ラモスにまつわる7つのトリビアを紹介

2019年2月13日(水)17時57分 サッカーキング

大記録達成が迫るセルヒオ・ラモス [写真]=Getty Images

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 レアル・マドリードに所属するスペイン代表DFセルヒオ・ラモスが、クラブでの公式戦通算600試合出場に王手をかけている。13日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦ファーストレグのアヤックス戦でピッチに立てば、節目の記録達成だ。そこで今回は、新たな偉業達成が目前に迫る同選手について、7つのトリビアを紹介する。

■19歳でレアルデビュー
セビージャ下部組織出身のS・ラモスは、2005年8月にレアル・マドリードと契約を交わした。移籍金は2700万ユーロ(現レート換算で約34億円)。スペイン人DFとしては史上最高額だった。デビュー戦は、2005年9月10日に行われたリーガ・エスパニョーラ第2節セルタ戦。それまで元スペイン代表DFフェルナンド・イエロ氏がつけていた「4番」を着用して、サンティアゴ・ベルナベウのピッチに立った。

■3戦目で初退場
わずか19歳でレアルデビューを果たしたが、出場3試合目にして早くも退場処分を受けてしまう。2005年9月18日のリーガ・エスパニョーラ第3節エスパニョール戦で、2枚のイエローカードを貰って退場。プロキャリア初の退場劇でもあった。なお、リーガ通算19回の退場は歴代最多記録。公式戦24回の退場もクラブ歴代記録になる。一方、スペイン代表(161試合出場)では1度もレッドカードを提示されたことがない。

■CLで初ゴール
2005年12月6日のCLオリンピアコス戦で、レアル加入後初ゴールをマーク。FKを頭で合わせて決めたものだった。以降、公式戦通算84ゴールを記録しているが、得点を奪えなかったシーズンは1度もない(1シーズン平均6.2ゴール)。さらに今シーズンはこれまでに11ゴールを挙げ、2016−17シーズンに叩きだしたキャリアハイ(10ゴール)を塗り替えてみせた。

■史上7人目の快挙
600試合出場はレアル史上7人目の快挙達成になる。歴代最多出場を誇るのは、元スペイン代表FWラウール・ゴンサレス氏で741試合。記録更新にはほど遠いが、歴代5位のパコ・ヘント氏とフェルナンド・イエロ氏が601試合のため、今回のアヤックス戦を含めて3試合に出場すれば、単独5位に浮上する。

■CLでの勝率は“メッシ以上”
CLでは、通算118試合に出場して11ゴールを記録。アヤックス戦でピッチに立てば、出場数でクラブOBの元スペイン代表MFシャビ・アロンソ氏と並ぶこととなる(歴代13位タイ)。なお、スペイン紙『マルカ』によると、S・ラモスはCLで73勝をマーク。勝率(61.8%)は、バルセロナのリオネル・メッシ(58.9%)を上回るという。

■今季中に歴代最多タイトルに並ぶ可能性
レアルでは、これまで20個のチームタイトルを獲得。マルセロと並ぶクラブ歴代3位の記録になる。歴代最多はパコ・ヘント氏で23個、2位はマノーロ・サンチス氏で21個。同クラブはまだ3冠(リーガ・エスパニョーラ、コパ・デル・レイ、CL)の可能性を残しているため、早ければ今季中に最多記録に並ぶかもしれない。

<獲得タイトル:20>
リーガ・エスパニョーラ/06−07、07−08、11−12、16−17
コパ・デル・レイ/10−11、13−14
スーペルコパ・デ・エスパーニャ/2008, 2012, 2017
チャンピオンズリーグ/13−14、15−16、16−17、17−18
UEFAスーパーカップ/2014、2016、2017
クラブワールドカップ/2014、2016、2017、2018

■主将就任後、欧州3連覇
S・ラモスはレアル加入後、14シーズン連続でCLに出場。昨シーズンまでに4度の欧州制覇を成し遂げている。特に2015年夏のキャプテン就任以降、3連覇を達成。キャプテンとして3度の優勝は、クラブ史上初の快挙になる。もし今シーズンも欧州制覇を成し遂げれば、元ドイツ代表DFフランツ・ベッケンバウアー氏の記録を上回ることになる。

(記事/Footmedia)

サッカーキング

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