【ラグビー】18歳の本山佳龍が若手育成合宿参加「テストマッチでプレーできる体」エディーHC高評価
2025年2月13日(木)22時29分 スポーツニッポン
ラグビー日本代表の選手育成を目的とした「JAPAN TALENT SQUAD プログラム2025」の練習が13日、千葉県浦安市で報道陣に公開された。この日の練習には、全国から選抜された大学3年生以下の32人が参加。12日から合流したエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC、65)は、将来の日本代表入りが期待される若手選手たちを熱心に指導した。
この日唯一の高校生としてPR本山佳龍(18=長崎南山高3年)も参加。1メートル88、115キロの堂々たる体格で大学生に混じって練習をこなし「レベル高い環境でやるので楽しい。成長できるのが良い」と充実感をにじませた。
小中学生時代はラグビーと並行して相撲にも取り組んでおり、小6で全日本小学生相撲優勝大会16強、中2で全国中学生選手権(元日相撲)32強などの実績を残した。高校ではラグビーに専念し、2年時に花園出場。昨年12月にはU19日本代表としてアジアラグビーU19チャンピオンシップにも出場した。今年の4月からはリーグワン1部の静岡に入団し、教員免許の取得を目指して静岡産業大で勉学にも励むという異例の“二刀流”に挑戦する。
ジョーンズHCの指導を受けるのはこの合宿が初めて。「テストマッチでプレーできる体を持っている。常に成長しようと多くの情報を欲する意欲が凄く良い」と高い評価を受けた。将来の日本代表入りを目指す18歳は「昨日より今日の練習で成長したという気持ちになった。明日もまたレベルアップできるように」とさらなる進化を誓った。