阿部巨人 注目のファースト争い「2打席連続弾の存在感」「打てる捕手のリ・スタート」「開幕5番候補」

2025年2月20日(木)12時43分 ココカラネクスト

大城が今季どのようにチームで最適解を見出すかも注目となる(C)TakamotoTOKUHARA

 様々なポジションでし烈な争いが起こっている巨人において、ここにきてファースト争いにも注目が高まっている。

 何といっても強烈なアピールを行ったのは 18日に行われたDeNAとの練習試合に「8番・一塁」で先発出場した秋広優人だ。2点を追いかける7回一死一塁の場面、松本凌のカットボールを捉え、豪快に右翼席に叩き込むと勢いは止まらない。

【動画】巨人秋広の豪快なホームランをチェック!

 3−3で迎えた9回一死。今度はDeNAに阪神から現役ドラフトで加わった浜地真澄の内角高め、151キロ直球を押し込むと、7回と同じく、右翼席に叩き込み、鮮烈な2打席連続弾となるサヨナラホームランを放った。

 また虎視眈々と定位置奪取を目指すのは、本職は捕手の大城卓三にもある。昨季は3捕手併用の中で、シーズン後半は戸郷翔征とバッテリーを組むなど、チームに貢献。オフにはFA権を行使するかも注目されたが、「このチームで優勝したい」とジャイアンツ愛を貫いた。

 一方、チームには正捕手候補とされる甲斐拓也がFAでソフトバンクから移籍。今季のチームにおいては主戦を務めることが濃厚とあって、大城も捕手として先発する機会は減少することが予想されるため、新たな「働き場所」を確保する必要がある。18日の試合でも左翼線二塁打をマークするなど、持ち味の打撃をアピールした。

 さらに有力候補となるのが新助っ人のトレイ・キャベッジだ。23年シーズンには3Aでトリプルスリーも獲得とポテンシャルの高さが期待されている開幕5番候補は、23日の広島とのオープン戦(沖縄・那覇)からいよいよ実戦デビューとなる見込み。左の大砲候補がベールを脱ぐとあって、注目される。

 これら3選手以外にも昨年も多くファーストで好守備を見せた主砲の岡本和真の起用も検討されているとあって、まさに狭き門となる。

 果たして3月末の開幕戦でファーストを守るのは誰となるのか。22日から始まるオープン戦の内容が注視されそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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