【巨人】長嶋茂雄終身名誉監督が小山正明さん追悼コメント発表「阪神を代表する名投手でした」

2025年4月24日(木)18時4分 スポーツ報知

1970年の日本シリーズ第3戦(ロッテ・巨人)11回無死二塁 小山正明のシュートを左翼席へ決勝ホーマーした長嶋茂雄

 阪神は24日、球団OBで歴代3位の通算320勝を挙げた小山正明さんが18日に心不全のため、都内の病院で死去したと発表した。90歳だった。

 小山さんと数々の名勝負を繰り広げた長嶋茂雄巨人軍終身名誉監督=スポーツ報知客員=は球団を通して「あの小山さんが…。コントロールの良さは抜群で天性のものと言われ、村山投手と並んで阪神を代表する名投手でした。さびしい限りです」とコメントした。

 小山さんは高砂高から53年に阪神に入団。「精密機械」と評された抜群の制球力を武器に、62年には27勝をマークして沢村賞を受賞した。64年に山内一弘との「世紀のトレード」で東京オリオンズ(現ロッテ)へ移籍し、73年に大洋(現DeNA)に移籍して同年限りで引退。引退後は阪神、西武、ダイエー(現ソフトバンク)で投手コーチなどを務めた。

 通算856試合登板でプロ野球歴代3位320勝、史上唯一の両リーグ100勝を達成。2001年に野球殿堂入りした。

スポーツ報知

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