大打者ボンズも提唱した大谷翔平の“打者一本化” ロバーツ監督は否定「二刀流への意欲と才能がある。球宴選手が二人いるようなものだ」
2025年4月24日(木)16時50分 ココカラネクスト

投手としてもトップクラスの力を持つ大谷。二刀流復帰はいつになるか(C)Getty Images
レジェンドの主張に指揮官が反論した。
打者としてプレーしながら投手復帰のリハビリも進めている大谷。MLB公式サイトのライアン・ヘレラ記者によれば、4月23日の試合前取材に応じたデーブ・ロバーツ監督は、水曜に軽いブルペン投球、土曜に本格的なブルペン投球を行う予定だと明かし、「まだ今はブルペン投球の段階だ。まだスライダーも投げていない」と説明したという。
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しかし一部では、これらの動きに反対する声が少なくない。中でもMLB史上最多の通算762本塁打を放ったバリー・ボンズ氏は、先月、米メディア『Sportico』のインタビューに応じ、「また投げるのか?それには、かなりの集中力が必要だ」と指摘。「再び怪我をしてしまうかもしれない。多くのことを要求しすぎだと思う」と主張している。
こうした声に理解を示しつつも、今回、試合前の囲み取材で反論を唱えたのがロバーツ監督だ。「彼(大谷)は、投手として素晴らしい実績があり、二刀流への意欲と才能を兼ね備えている。球宴選手が二人いるようなものだ」と言及。自身の見解をそう示した上で、「だからメリットが大きい。みんなの考えも理解できる」と続けていた。
さまざまな意見が飛び交っているが、はたして今後は、リハビリの過程をどう進んでいくのだろうか。二刀流スターの一挙手一投足から目が離せない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]