小山正明さんが90歳で死去 歴代3位、通算320勝の「精密機械」

2025年4月24日(木)15時16分 スポーツニッポン

 阪神などでプロ野球歴代3位の通算320勝を挙げた小山正明さんが死去していたことが、複数の関係者が明らかにした。90歳だった。

 小山さんは兵庫県出身。高砂高から53年にテスト生として阪神に入団。「投げる精密機械」と言われた抜群の制球力を武器に、62年には27勝を挙げ村山実とのダブルエースでリーグ優勝に貢献した。

 64年、山内一弘との「世紀のトレード」で東京(現ロッテ)に移籍。73年の大洋(現DeNA)を最後に現役引退。阪神、西武、ダイエー(現ソフトバンク)で投手コーチを務めた。

 最多勝(64年)、最多奪三振・沢村賞(いずれも62年)。通算856試合320勝232敗、防御率2・45。2001年には野球殿堂入りした。阪神では2月の吉田義男さんに続くレジェンドの訃報となった。

スポーツニッポン

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