【阪神】藤川球児監督、小山正明さんを追悼「背中を追わせて」０６年に連続無失点イニング超える
2025年4月24日（木）22時27分 スポーツ報知
６回に投手交代を告げる阪神・藤川球児監督（カメラ・佐々木 清勝）
阪神は２４日、球団ＯＢで歴代３位の通算３２０勝を挙げた小山正明さんが１８日に心不全のため、都内の病院で死去したと発表した。９０歳だった。通夜、告別式は家族葬ですでに執り行われた。藤川球児監督はＤｅＮＡ戦（横浜）の試合後に故人をしのんだ。
「本当に吉田さんの対比で出したくないんですけど、偉大な方がまた…。すごくショックでした。投手としての連続無失点イニングとか、背中を追わせていただいた現役の時とか思い出しながらですね、叱咤（しった）ではなく、本当に優しいかけ声をくださって目指したタイガースの大投手でしたから。本当に悲しい思いです。ご家族、親族のお気持ちを考えると…」
藤川監督は現役時代の２００６年７月１１日の広島戦（甲子園）で小山さんの持つ４７イニング連続無失点の球団記録を４４年ぶりに塗り替えた。試合後に直接、ねぎらいの言葉をかけられたのもいい思い出。「思いをしっかり背負って、タイガースの投手たちはやってくれると思いますから。頑張り続けると言いますか、しっかり思いを持って戦っていきたいと思います」と決意を新たにした。
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