ヌートバーが珍記録達成 3、4月に先頭四球10個は61年以降のMLB新記録 侍戦士が選球眼で存在感

2025年4月27日(日)8時35分 スポーツニッポン

 ◇ナ・リーグ カージナルス6—5ブルワーズ(2025年4月26日 セントルイス)

 2023年に侍ジャパンの一員としてWBC制覇に貢献したカージナルスのラーズ・ヌートバー外野手(27)が26日(日本時間27日)、本拠でのブルワーズ戦に「1番・右翼」で先発出場。初回に四球を選び、球団数が拡張された1961年以降の3、4月の記録では史上最多10個目の先頭打者四球の珍記録を打ち立てた。

 大リーグ公式サイトによると、ヌートバーは23日のブレーブス戦の初回に四球を選び、1975年にドジャースのデイビー・ロープスが持つ3、4月の初回四球記録8個に並んだ。25日のブルワーズ戦の初回も四球を選ぶと、この日の同戦でもまたしても初回に四球を選んで出塁し、3、4月の初回四球が10個に達した。

 ヌートバーはこの日のブルワーズ戦で2安打2打点2得点1四球とリードオフマンの役割を果たして6—5のサヨナラ勝利に貢献。チームは12勝15敗の借金3と低迷する中で存在感を示している。

 今季の四球数22はチームトップでリーグでも4位タイ。この試合を終えて打率は.263ながら、出塁率は.402をマークしている。オリバー・マーモル監督は、今季開幕前にスコット、ウィンとヌートバーの3人から1番打者を決める考えだったが、最終的にはヌートバーの卓越した選球眼が1番起用の決め手となったという。

スポーツニッポン

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