佐々木朗希 初球いきなり被弾 これで3試合連続被弾 その後は立ち直って4回まで2安打1失点と修正

2025年4月27日(日)10時14分 スポーツニッポン

 ◇ナ・リーグ ドジャース—パイレーツ(2025年4月26日 ロサンゼルス)

 ドジャースの佐々木朗希投手(23)が26日(日本時間27日)、本拠でのパイレーツ戦でメジャー初勝利を目指して先発登板。初回先頭のオニール・クルーズ外野手(26)に初球を被弾していきなり1失点した。しかし、その後は立ち直り、4回まで2安打1失点と修正した。

 先頭のクルーズに対し、外角高めボールゾーンへの96.8マイル(約155.8キロ)を投じると、打球は中堅方向へ。過去2登板連続でホームランキャッチの超美技を披露している中堅パヘスが懸命にジャンプしたが、そのはるか上を越えて着弾した。これで登板3試合連続で被弾となった。しかし、その後は立ち直って3人を仕留め、1失点で切り抜けた。

 直後の攻撃で先頭の大谷が二塁打で出塁すると、T・ヘルナンデスの適時打などで2点を奪って逆転に成功。佐々木は2回は先頭に四球、続くヘイズには左前打を許して無死一、二塁のピンチを招いたが、ブレージャーを遊ゴロ。ファムは浅い右飛に打ち取ると、三塁走者が中途半端な走塁で飛び出して本塁を狙い、ラッキーな併殺で無失点で終えた。

 3回は2死走者なしからこの試合2個目の四球を与えたが、3番マカチェンを一邪飛に打ち取った。4回はこの試合初めて3者凡退に仕留めて4回を51球で投げ終えた。

 これまで5試合に先発し、0勝1敗、防御率3.20。前回登板した19日のレンジャーズ戦ではメジャー自己最長の6回を投げ2安打2失点とまずまずの投球を披露した。

 デーブ・ロバーツ監督は試合前に取材対応。佐々木が前回登板で初回の直球の平均球速が93.1マイル(約149.8キロ)など球速が上がらなかったことについて言及。「彼は抑えていたと思います。もし本人が望めば、もっと出せるものがある。コマンド(制球)を重視しているために、少しリミッターをかけているようにも見えます」と分析した。

 さらに「私が思うのは、セカンダリー(変化球)を適切に決めて、ストレートをコマンドできれば、メジャーリーガー相手でも十分に抑えられるということです。逆に、力みすぎてストレートのコマンドが効かないと、良い結果にはなりませんでした」と話した。

スポーツニッポン

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