大谷翔平、すべて長打でパパ初の猛打賞「いい試合になった」…佐々木朗希は初球被弾で初勝利お預け
2025年4月27日(日)13時30分 読売新聞
1回、先発マウンドに立った佐々木朗希(26日)=Gary A. Vasquez-Imagn Images-USAトゥデー
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平は26日(日本時間27日)、本拠地ドジャースタジアムでのパイレーツ戦に1番・指名打者(DH)でフル出場し、第1子となる女児の誕生後としては初となる3安打をマークした。ドジャースは終盤の大量点でシーソーゲームを制し、連敗を3で止めた。ドジャース移籍後、6度目の先発マウンドに立った佐々木朗希は大谷らの援護で追いついた直後の六回、二死から死球を与えたところで降板となり、メジャー初勝利はお預けとなった。(デジタル編集部)
パイレーツ100 020 100=4
ドジャース200 010 14×=8
大谷翔平は一回には2試合ぶりの安打となる中越え二塁打、五回には右翼線への三塁打を放ち、いずれも後続の適時打で同点のホームを踏んだ。1点を追う七回にも中越えの同点二塁打を放った。
佐々木朗希はプレーボール直後の一回、パイレーツの1番オニール・クルーズへの初球で先頭打者本塁打を浴びた。味方の援護を受けて、その後は持ち直したが、五回には先頭からの連打でピンチを招き、再びクルーズに適時打を許して同点とされた。六回途中で降板となったが、5イニング以上を投げるのは3試合連続となり、球数93球もメジャー移籍後最多となった。
試合後に場内インタビューを受けた大谷は4月14日のロッキーズ戦以来となる3安打に「最近、あまり打てていなかったので、いいきっかけの試合になればいい」とうなづき、11安打と勢いづいた打線を「(連敗していても)チームの雰囲気が悪いことはないが、勝ちがないと乗ってこない。全員打って、いい試合になった」と喜んだ。
粘り強く投げた佐々木朗希についても「安定していると思うし、欲しいところで三振が取れている。(六回に)最後の1人を抑えられたらよかったが、また次の試合に期待したいし、その試合で打てるように頑張りたい」と力を込めた。