大谷翔平 2戦連続マルチH T・ヘルナンデスは通算200号 グラスノー緊急降板も打線爆発2連勝

2025年4月28日(月)7時55分 スポーツニッポン

 ◇ナ・リーグ ドジャース9—2パイレーツ(2025年4月27日 ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手(30)が27日(日本時間28日)、本拠でのパイレーツ戦に「1番・DH」で先発出場。第2打席の右翼線二塁打に続き、第5打席でも右前打を放ち、2試合連続マルチ安打をマークした。チームは先発のタイラー・グラスノー投手(31)が右肩の違和感で緊急降板するアクシデントがある中、打線がテオスカー・ヘルナンデス外野手(32)が通算200号を放つなど14安打9得点の快勝で2連勝を飾った。首位ジャイアンツも勝利したため、首位浮上はならなかった。

 グラスノーは初回先頭のクルーズに四球。続くレイノルズは併殺に打ち取ったが、2死走者なしからマカチェン、バルデスに連続被弾と不安定な立ち上がりとなった。そして、2回の投球連取中に右肩の違和感を訴えて緊急降板するアクシデントが発生した。

 この日のパイレーツの先発は左腕フォルター。大谷はカウント2—2からの7球目はシンカーが顔面付近への抜けた球となり、思わずのけぞって声を上げ、目を見開いてパチパチする場面があった。つづく8球目も抜けたカーブを見逃し、一塁へ歩いた。ベッツが右前打でつなぎ、1死二、三塁とするとフリーマンが右前へ運んで2点適時打とし、初回にグラスノーが2失点したビハインドをすぐさま取り返した。さらにエドマンへの三塁へのゴロが三塁手の失策を誘い、ボールが左翼線を転々とする中でフリーマンが一塁から一気に本塁へ生還して逆転に成功した。パヘスにも適時打が生まれ、初回は大谷の四球から4得点の猛攻となった。

 第2打席は4—2の2回1死一塁の場面。2ボールから3球目の内角低めシンカーを強振すると、打球速度113.3マイル(約182.3キロ)の痛烈な打球が右翼線で弾み、大谷が悠々と二塁に到達した。二、三塁とすると、ベッツに犠飛が生まれ、追加点を演出した。

 9—2と点差が広がった7回は1死走者なしの場面。右腕ホルダーマンとの対戦で1ボールから2球目のカットボールを叩くと、打球は一、二塁間を抜けて右前打となった。

スポーツニッポン

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