阪神の岡田オーナー付顧問、川藤前OB会長 小山正明さんとの別れ惜しむ
2025年4月25日(金)5時15分 スポーツニッポン
阪神、ロッテなどで歴代3位の通算320勝を挙げた小山正明さんが18日、急性心不全のため、東京都内の病院で死去した。阪神球団が24日、発表した。90歳だった。兵庫県明石市出身。葬儀は家族葬で執り行われた。
小山正明さんの訃報を受け、阪神の岡田彰布オーナー付顧問(67)は「2月に亡くなられた吉田さんと同世代やったな。本当に残念です。心からお悔やみを申し上げます」と1933年生まれの吉田義男さんに続く、34年生まれの小山さんとの別れを惜しんだ。
小山さんを「とっつぁん」と呼んで、親交を深めた川藤幸三前OB会長(75)も「昨年7月に東京ドームでの巨人—阪神OB戦のときにお会いしたのが最後になってしまった」と惜しんだ。続けて「本当の叩き上げというのが小山さんやったな。なぜコントロールがついたのか。話はよく聞かせてもらった。動の村山、静の小山でひとつの時代を築いた投手だった」と在りし日の姿を思い浮かべた。(鈴木 光)
▼阪神・平田2軍監督 1年目からかわいがってもらった。バッティングピッチャーで投げてくれたこともあったしね。大変お世話になった。お悔やみ申し上げます。
▼阪神・粟井一夫社長 数々の大記録を打ち立てられた選手時代だけでなく、コーチとしても長きにわたりタイガースの礎をお築きいただいた方だと思っています。心よりご冥福をお祈りいたします。