バックスイングの体重移動はヨコじゃなくて「斜め後ろ!」 プロとアマの違いを石井忍が解説

2024年2月14日(水)14時0分 ALBA Net

PGAツアーのトッププロたちも使用している足圧測定器『スイングカタリスト』。プロコーチの石井忍もまた、これを使ってレッスンを行っているが、プロとアマチュアの体重移動には決定的な違いがあると指摘する。




プロとアマチュアの体重移動を比べると、まずバックスイングに違いがあります。アドレスではプロもアマチュアも母指球(ツマ先側)に体重がかかっています。しかし、アマチュアは真横に移動するので、トップでも右足のツマ先に体重がかかったまま。ヨコ方向に体重移動すると軸も右に動いてしまいます。



一方、プロは左足の母指球に体重をかけたまま、右足はカカト側に体重をかけています。移動しているというより、カカトを踏んでいる感覚。ヨコ移動ではなく、斜めに体重がかかっているので、軸もセンターをキープできます。また、バックスイングで体重配分が斜めになり、ダウンスイングではインサイドからクラブを下ろしやすくなります。



小祝さくら選手もバックスイングでは右足カカトに体重をかけて、右側を後ろに回しています。頭の位置はセンターをキープしたまま。これが理想的な体重移動です。



■石井忍
いしい・しのぶ / 1974年生まれ。千葉県出身。98年にプロ転向し、かつてはツアープレーヤーとしてレギュラーツアーに参戦。現在は『エースゴルフクラブ』を主宰し、プロゴルファーやアマチュアの指導を行うほか、解説者としても人気を博している。


<ゴルフ情報ALBA Net>

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