ARTA、2022年のスーパーGT参戦マシンのカラーリングを発表。“オレンジの弾丸”のテーマを継承

2022年2月14日（月）14時28分　AUTOSPORT web

　2月14日、スーパーGTに参戦するARTAは、2022年シーズンのマシンカラーリングを発表した。1月14日に行われたホンダの2022年モータースポーツ体制発表のとおり、GT500クラスに参戦するARTA NSX-GTは、野尻智紀と福住仁嶺のコンビが3年目を迎える。また、GT300クラスに参戦するARTA NSX GT3は、ベテラン武藤英紀とFIA-F4選手権からステップアップの木村偉織という新たなコンビで新シーズンに挑む。

　スーパーGTに参戦を続けるARTAは、結成25年目を迎える。GT500クラスに参戦するARTA NSX-GTは、2021年第6戦オートポリス、第7戦もてぎとシーズン2勝をあげ、最終戦までチャンピオン争いに名を連ねたが、シリーズチャンピオンから4ポイント差のドライバーズランキング2位となった。2022年シーズンのARTA NSX-GTは、2代目NSXの最終仕様となるホンダNSXタイプSがベースモデルとなり、タイプSの特徴的なフロントマスクを纏う。

　一方、GT300クラスに参戦するARTA NSX GT3は、こちらも2021年シーズン最終戦までタイトル争いを繰り広げたが、ドライバーズランキング4位となった。こちらは心機一転、ベテラン武藤英紀とFIA-F4選手権からステップアップの木村偉織の新たなコンビを結成する。

　そんなARTAの2022年シーズンのカラーリングは“オレンジの弾丸”をテーマに、ベースカラーはARTAのチームカラーである蛍光発色するオレンジ色を継承。より象徴的に見えるよう、ボディにわずかにラメの混ざった光沢感のある黒いグラデーションを横断させることで、「あまりの速さにオレンジ色のボディが黒く焦げている」かのようなデザインを施している。