【巨人】まもなく沖縄2次キャンプがスタート 沖縄切符に手をかけた「育成の投打の目玉」「中堅争いのダークホース」とは

2024年2月14日(水)11時28分 ココカラネクスト

オコエは昨年開幕スタメンを果たした(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 巨人は2月16日からいよいよ沖縄2次キャンプがスタートする。練習試合やオープン戦など実戦も本格化する時期、いよいよ開幕へ向けて戦力のふるい落としが始まるが、選手たちにとってはまずは”沖縄切符”をつかむことが目指す開幕1軍に向けて大事なポイントとなる。

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 そんな注目の沖縄キャンプ入り前にチームは大胆なメンバーシャッフルを行った。13日に投手陣では畠世周、松井颯、育成の京本真とエルビス・ルシアーノの4投手が2軍から昇格。また野手陣では14日からオコエ瑠偉、育成の中田歩夢が昇格した。かわって中山礼都、岡田悠希、育成のエスタミー・ウレーニャが2軍となった。

 注目は現役ドラフトから加入して、今季が巨人2年目と勝負を賭けるオコエにもある。昨季は「1番・左翼」とリードオフマンとして開幕スタメンを勝ち取り、4月は好調な滑り出しを見せるも、シーズンが進むにつれ1、2軍を行き来する生活となった。2023シーズンは41試合の出場、打率.235、2本塁打、6打点。全身バネともいわれる身体能力の高さが売り、足も使え、守備力も安定しているとあって、ドラフト3位の佐々木俊輔らと並ぶ注目のセンター争いの一角に加わることになりそうだ。

 育成の中田についても理由は明白だった。11日に行われた紅白戦で中前打を放つと果敢な走塁で二塁打にする好プレーを見せ、指揮官に激賞されていた。昨年の秋季キャンプでは阿部監督自ら打撃指導を行うなど、”秘蔵っ子”として知られる。内野のユーティリティとして、守備力、自慢の足、そして打撃を今後もどんどんアピールしていくことが求められる。

 投手陣では育成右腕・京本も期待を高めている。11日の紅白戦では8回から登板し、1回を無安打無失点1奪三振、最速150キロを記録するなど堂々とした投げっぷりも目をひいた。中田、京本、育成の投打の目玉の2人が今後順調に階段を上がり、開幕までに支配下を勝ち取れるかも注目のポイントとなりそうだ。

 さらに今回昇格となったメンバーで巻き返しが期待されているのは、16年ドラフト2位右腕の畠にもある。11日の紅白戦では1回1安打無失点と安定した投球を見せた。昨季は右ひじ手術の影響もあり、1軍登板はなかった。復帰を目指す今季、救援陣の欠かせないピースとなれるか。

 今回シャッフルとなった中には、逆に沖縄切符を得られず、捲土重来を目指すメンバーもいる。来月には台湾で行われる親善試合なども含め、開幕までのスケジュールが着々と進んでいく中、選手もより必死になってアピールしていく姿勢が大事となりそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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