シュマイケル、今冬バイエルン行きの可能性もあった? 父ピーターが明かす

2023年2月15日(水)17時9分 サッカーキング

今冬にバイエルン移籍の可能性もあったというシュマイケル [写真]=Getty Images

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 「ミラクル・レスター」の守護神として君臨し、現在はニースでプレーするデンマーク代表GKカスパー・シュマイケル。そんな同選手に関して、この冬にバイエルン移籍の可能性があったそうだ。15日、イギリス紙『デイリー・メール』が報じている。

 バイエルンは、ドイツ代表GKマヌエル・ノイアーがFIFAワールドカップカタール2022後のバケーションで訪れていたスキー場にて、下腿部の骨折という重傷を負ってしまった。手術は無事に成功したものの、今シーズン残りは全休となる見込み。代役として、ボルシアMGからスイス代表GKヤン・ゾマーを獲得している。

 同紙は、14日に開催された「パリ・サンジェルマンvsバイエルン」のチャンピオンズリーグ(CL)・決勝トーナメント1回戦を生放送したアメリカメディア『CBSスポーツ』にて、カスパーの父であり、同じくGKとしてマンチェスター・Uなどで活躍したピーター・シュマイケル氏が交渉の事実を明かした様子を引用して紹介。次のように語っている。

「今はヤン・ゾマーがゴールマウスにいるが、そこにいたのは私の息子になっていたかもしれない。ボルシアMGと合意に達するまで、約10日かかっていたから、息子とも話し合っていた」

「だから、息子がウォーミングアップしている姿を、ここに立って見守ることも出来たが、残念ながらそれは実現しなかった」

 シュマイケルは現在36歳で、マンチェスター・Cの下部組織出身。2007年にトップチーム昇格を果たすが、ローン修行が続き、2009年にはノッツ・カウンティへと完全移籍。その後リーズでもプレーし、2011年からレスターに加入。2014年にプレミアリーグ昇格を果たすと、そのシーズンは驚異的な巻き返し(ラスト9試合で7勝)を見せて奇跡の残留。そして、翌シーズンにはクラブ史上初となるプレミアリーグ優勝に貢献した。今シーズンからは、リーグ・アンのニースでプレーしており、21試合で7クリーンシートを記録している。

 移籍実現とはならなかったシュマイケル。もし、『アリアンツ・アレーナ』のゴールマウスに立っていたら、どのような活躍ぶりを見せていたのだろうか。

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