C大阪MF香川真司は大阪ダービー初ゴール「(北野)颯太が引っ張っていってくれた」
2025年2月15日(土)5時26分 スポーツニッポン
◇明治安田J1リーグ第1節 C大阪5ー2G大阪(2025年2月14日 パナスタ)
明治安田J1リーグは大阪府内に本拠地を置くクラブ同士の「大阪ダービー」で33年目のシーズンが開幕し、アウェーのC大阪がG大阪を5—2で圧倒した。FW北野颯太(20)が前半7分に今季1号弾。クラブのJ1通算1200得点目で、2得点1アシストと躍動した。後半7分には元日本代表MF香川真司(35)も大阪ダービー初ゴール。3万4860人の観衆の前で4年ぶりの開幕星を呼び込んだ。
元日本代表MF香川も1得点1アシストで開幕戦勝利に貢献した。まずは前半7分、FW北野の今季J1号をアシストし、「(北野)颯太が本当に素晴らしいパフォーマンスで引っ張っていってくれたので、彼に感謝したい」と称えた。
後半7分には自身初の大阪ダービー弾を叩き込んだ。MF阪田のシュートを相手DFがブロックし、はじいた球をゴール左下に沈めた。昨季は出場10試合で1得点に終わっただけに、「重要なゴールになりましたし、勝てたことが良かった」とうなずいた。
次節は本拠地開幕となる湘南戦。「監督とも次の試合に向けてしっかりと切り替えていこうっていう話をしたので。次の試合勝てるようにホームで頑張っていきたい」と先をにらんだ。
○…約3年ぶりの復帰を果たしたMF中島が“大阪ダービー男”健在をアピールした。2点リードの後半37分に投入されると、試合終了間際に相手のミスを突いてトドメの一撃。18、19年にはC大阪U—23で、21年にはトップチームでも得点を叩き込んでいた。「颯太が活躍していて、ベンチで見ていて悔しかった。ゴールができてうれしい」。柿谷や清武も背負った背番号13を継承した新時代のストライカーはここからの得点量産に意気込んだ。