ビーレフェルトが世界王者バイエルンとの打ち合いでドロー…堂安律はケガで途中交代

2021年2月16日(火)8時20分 サッカーキング

A・デイヴィスとマッチアップした堂安律 [写真]=Getty Images

写真を拡大

 ブンデスリーガ第21節が15日に行われ、バイエルンとビーレフェルトが対戦した。

 MF堂安律とMF奥川雅也が所属するビーレフェルトは今節、バイエルンのホームに乗り込み世界王者との対戦を迎えた。堂安は右サイドで先発出場を果たし、奥川はクラブ加入後初のベンチ入りとなるも出場機会はなかった。

 ピッチが雪に白く染まるなか、試合を動かしたのはアウェイのビーレフェルト。9分、縦パスから反転で前を向いたミシェル・フラプが左足で流し込み、GKマヌエル・ノイアーのゴールをさっそく破る。続く37分には、CKにアモス・ピーパーが頭で合わせてネットを揺らし、リードを2点に広げる。

 しかしここでビーレフェルトにアクシデント。堂安が負傷し、41分にクリスティアン・ゲバウアーとの交代を強いられてしまう。予期せぬ形で交代カードを使ったビーレフェルトは、2点をリードしたままハーフタイムへと差し掛かった。

 後半に入ると、リーグ首位に立つバイエルンが反撃。ダヴィド・アラバの浮き球パスをロベルト・レヴァンドフスキが胸で収めると、そのまま右足でボレーシュートを叩き込んだ。しかし直後の49分、ビーレフェルトは左サイドを突破すると、グラウンダーの折り返しにゲバウアー。またもバイエルン守備陣を崩しきり、再び2点のリードを得る。

 だがバイエルンもこのままでは終わらない。57分、レロイ・サネのピンポイントクロスにコランタン・トリッソが頭で合わせ1点を返すと、69分にはクロスが流れたボールをアルフォンソ・デイヴィスが見事なハーフボレーで突き刺し、3−3の同点に追いついた。

 試合はこのまま終了。バイエルンは勝ち点「49」で首位の座をキープし、貴重なドローとなった16位のビーレフェルトは勝ち点を「18」に伸ばした。

 次節、バイエルンは20日にアウェイでフランクフルトと、ビーレフェルトは19日にホームでヴォルフスブルクと対戦する。

【スコア】
バイエルン 3−3 ビーレフェルト

【得点者】
0−1 9分 ミシェル・フラプ(ビーレフェルト)
0−2 37分 アモス・ピーパー(ビーレフェルト)
1−2 48分 ロベルト・レヴァンドフスキ(バイエルン)
1−3 49分 クリスティアン・ゲバウアー(ビーレフェルト)
2−3 57分 コランタン・トリッソ(バイエルン)
3−3 69分 アルフォンソ・デイヴィス(バイエルン)

サッカーキング

「バイエルン」をもっと詳しく

「バイエルン」のニュース

「バイエルン」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ