電光石火のカウンターで決勝弾…ドルトムントFWアデイェミ「今夜は何かができると思っていた」

2023年2月16日(木)9時36分 サッカーキング

持ち前のスピードでカウンターを1人で完結させたアデイェミ [写真]=Getty Images

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 チャンピオンズリーグ(CL)・決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)ファーストレグが15日に行われ、ドルトムントがチェルシーを1−0で下した。試合後、UEFA(欧州サッカー連盟)の公式HPが決勝ゴールを決めたドイツ代表FWカリム・アデイェミのコメントを伝えている。

 試合はスコアレスで迎えた後半に動く。63分、チェルシーのコーナーキックを跳ね返したクリアボールがアデイェミに渡ると、完璧なファーストタッチから一気にスピードアップ。対峙したアルゼンチン代表MFエンソ・フェルナンデスを振り切ってボックス内に侵入すると、飛び出してきたスペイン人GKケパ・アリサバラガもかわして無人のゴールに流し込んだ。その後はチェルシーの猛攻を受ける時間も少なくなかったが、安定感のある守りで失点を許さず。試合はこのままタイムアップを迎え、ドルトムントがホームで先勝を飾っていた。

 UEFAが選出する同試合のプレイヤー・オブ・ザ・マッチに選出されたアデイェミは「試合は厳しいスタートだったと思う。でも、チームのみんながお互いのために戦っているのが感じられたし、今夜は何かができると思っていた。勝てたことを嬉しく思う」とコメント。圧巻のスピードから決めた“独走弾”についても語っている。

「(E・フェルナンデスとの1対1の場面では)とにかく彼を抜き去ることだけを考えていた。デュエルに勝つことだけをね。GKが飛び出していたし、多少の運が味方してくれたかもしれない。でも、やっぱりゴールは嬉しいね」

 チェルシー戦を含めて、ドルトムントは2023年に入ってから公式戦7試合を消化。そのすべてで勝利を飾っており、絶好調のまま新年を駆け抜けている。「新しい年に新しい幸運を手にできているね」と話したアデイェミは、勝利の要因について触れた後、その喜びを露わにした。

「僕にとっては、非常にシンプルなことだよ。ハーフタイムだけでなくプレーが途切れた時にもチームとして多くの話をした。気持ちの面では団結することもできたと思う。今夜の勝利は非常に重要で、熱狂的なファンの前で信じられないような時間を過ごせた。チェルシーには最初から最後までタフなゲームをさせたかった。最終的には勝つことができて本当に嬉しいよ」

サッカーキング

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