レアル・マドリード、最下位エルチェに4発快勝! クラブW杯明けのリーガで2戦ぶり白星

2023年2月16日(木)6時54分 サッカーキング

ベンゼマはPKで2ゴール [写真]=Getty Images

写真を拡大

 ラ・リーガ第21節が15日に行われ、レアル・マドリードとエルチェが対戦した。

 レアル・マドリードがFIFAクラブワールドカップモロッコ2022に参戦していた関係で、第21節最後の1試合はミッドウィークの開催に。今節は首位を走るバルセロナが勝利したため、レアル・マドリードは暫定ながら勝ち点差を「11」まで広げられていた。ラ・リーガでは前節のマジョルカ戦を0−1で落としており、今節は2試合ぶりの白星を狙う一戦に。クラブW杯史上最多5度目の優勝を成し遂げた勢いを持って、本拠地『サンティアゴ・ベルナベウ』にラ・リーガで最下位に沈むエルチェを迎える。レアル・マドリードはフェデリコ・バルベルデ、ロドリゴ、カリム・ベンゼマらが先発に名を連ねた。

 試合は立ち上がりからレアル・マドリードが主導権を握って攻撃を繰り広げる。8分、バルベルデがピッチ中央付近でボールを引き出すと、右サイド開いた位置でパスを受けたダニエル・カルバハルはダイレクトで中央へ。前を向いたマルコ・アセンシオはドリブルで中央を切り崩し、そのまま左足でゴールネットを揺らした。レアル・マドリードが先手を取っている。

 30分にもレアル・マドリード。右サイド深い位置に侵入したカルバハルがシンプルにクロスボールを送ると、ベンゼマが頭で合わせたボールが相手のハンドを誘発し、レアル・マドリードにPKが与えられた。このPKをベンゼマが難なくゴール右に叩き込み、リードを広げている。前半終了間際にはペナルティエリア内でベンゼマからのパスを受けたロドリゴが深い切り返しで縦へと仕掛け、相手のファウルを受ける。再びPKを獲得すると、ベンゼマは1本目とは逆の方向にパーフェクトなシュートを沈め、レアル・マドリードが3点をリードしてハーフタイムに突入した。

 後半に入ってもレアル・マドリードが試合を優位に進める。51分にはダニ・セバージョスの浮き球スルーパスに反応したロドリゴが細かいタッチでペナルティエリア中央へ侵入。右足で狙ったシュートはGKエドガル・バディアに防がれた。

 80分には敵陣でボールを奪ったところからロドリゴがボールを持ち運び、ペナルティエリア左のエドゥアルド・カマヴィンガに預ける。マイナスへの折り返しを受けたルカ・モドリッチが右足で豪快な一撃を突き刺し、レアル・マドリードがダメ押しの4点目を挙げた。

 試合はこのままタイムアップ。クラブW杯明けのレアル・マドリードがホームで完璧な試合運びを見せ、エルチェに力の差を見せつけた。レアル・マドリードはラ・リーガ2試合ぶりの白星となり、首位バルセロナとの勝ち点差を「8」に縮めている。一方、エルチェは前節のビジャレアル戦で今季のラ・リーガ初勝利を飾っていたものの、2連勝とはならなかった。

 次節、レアル・マドリードは18日に敵地でオサスナと対戦する。一方、エルチェは19日にエスパニョールをホームに迎える予定だ。

【スコア】
レアル・マドリード 4−0 エルチェ

【得点者】
1−0 8分 マルコ・アセンシオ(レアル・マドリード)
2−0 31分 カリム・ベンゼマ(PK/レアル・マドリード)
3−0 45+2分 カリム・ベンゼマ(PK/レアル・マドリード)
4−0 80分 ルカ・モドリッチ(レアル・マドリード)

サッカーキング

「レアル・マドリード」をもっと詳しく

「レアル・マドリード」のニュース

「レアル・マドリード」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ