サラーの復帰弾含む4ゴールでリヴァプールが快勝し首位堅持! 遠藤航は先発フル出場
2024年2月17日(土)23時55分 サッカーキング
試合前の時点で14位に位置するホームのブレントフォードは、前節ウルヴァーハンプトンにアウェイで勝利。1月下旬に賭博規則違反によるサッカー関連活動の停止処分から復帰以降リーグ戦4試合に出場し、3ゴールを挙げているイヴァン・トニーが先発した。
一方、アウェイのリヴァプールは前節バーンリーに3−1で勝利し首位の座を維持。しかし、1試合未消化の2位のマンチェスター・シティとは勝ち点差「2」、3位のアーセナルにも同じ勝ち点差「2」で追走されており、リヴァプールは是が非でもこの試合での勝ち点3が欲しいところだ。この試合で遠藤航はスタメン出場。また、アフリカネーションズカップでの負傷により欠場が続いていたモハメド・サラーがベンチに入った。
試合は立ち上がり、ブレントフォードが高いインテンシティを活かした守備から素早いカウンターでゴールに迫り、押し気味に試合を進める。
しかしリヴァプールは、20分にディオゴ・ジョッタがペナルティエリア外からゴールの枠をとらえた鋭いシュートを放つと、徐々に試合のリズムを取り戻していく。
すると35分、リヴァプールがカウンターで先制に成功する。自陣深い位置から前線に送られたロングボールを、ディオゴ・ジョッタが頭ですらすように落とす。そのボールを拾ったダルウィン・ヌニェスがゴールキーパーと1対1になり、ループシュートを放つとボールはゴールに吸い込まれた。
44分、負傷したジョッタに変わり、アフリカネーションズカップで負傷し欠場が続いていたモハメド・サラーがピッチに投入される。しかし、ゴールを狙うも追加点は奪えず、リヴァプールが1点のリードで前半を終えた。
後半に入り一進一退の展開が続くなか、55分、リヴァプールが追加点を挙げる。サラーのスルーパスに反応したアレクシス・マック・アリスターが左足でのワンタッチ目で相手を外すと右足でボールをゴールに流し込んだ。
さらに68分、リヴァプールが突き放す。ゴールキーパーからのロングボールに対するこぼれ球に反応したサラーが左足でゴールを決めた。
75分にはイヴァン・トニーのゴールでブレントフォードが1点を返すも、86分にコーディ・ガクポがリヴァプールの4点目を決め、1−4で試合は終了。
勝利したリヴァプールは首位の座を堅持した。
次節ブレントフォードは20日にアウェイで未消化となっていた第18節マンチェスター・シティ戦をはさみ、26日にアウェイでウエストハムと対戦する。一方のリヴァプールは21日にホームでルートン・タウンを迎え撃つ。
【スコア】 ブレントフォード 1−4 リヴァプール
【得点者】
0−1 35分 ダルウィン・ヌニェス(リヴァプール)
0−2 55分 アレクシス・マック・アリスター(リヴァプール)
0−3 68分 モハメド・サラー(リヴァプール)
1−3 75分 イヴァン・トニー(ブレントフォード)
1−4 86分 コーディ・ガクポ(リヴァプール)