「スポーツ界のみだしなみ規定は?巨人からロッテに移籍したポランコはひげ姿に大変身」

2023年2月19日(日)17時0分 ココカラネクスト

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 巨人からロッテに移籍したグレゴリー・ポランコ外野手(31)がチームに合流した。沖縄県糸満市内のホテルで行われた入団会見ではひげをたくわえた姿で登場。昨年プレーした巨人ではひげを剃っていただけにイメージチェンジを図った。

「チームのルールはリスペクトしているが、ひげは好き。このチームで伸ばせることはとても幸せ。僕はひげがあった方がかっこよく映ると思うのでうれしい」。大リーグのパイレーツ時代もひげ面だったが、「紳士たれ」をモットーとする巨人ではひげはご法度。球団ルールにあわせてひげを伸ばすのを断念していたようだ。

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 一方ロッテでは髪、ひげに関するルールが厳格でなく、オフにチームに復帰した沢村拓一投手(34)も昨季まで所属したレッドソックスからトレードマークだったロン毛のままキャンプに参加している。その一方で遠征先などへの移動の際は、球団がスポンサー契約しているスーツを着用することが原則的に義務づけられており、服装には厳しい。

 巨人については過去に例外的にひげを容認していたことはある。外国人助っ人のレジー・スミス外野手(1983、84年)、キース・カムストック投手(85、86年)らは口ひげをたくわえていた。日本人でも横浜(現DeNA)から94年に移籍した屋敷要外野手は当時の長嶋茂雄監督の指示でひげOKだった。

 最近では中日が立浪監督の方針でひげと茶髪、長髪が禁止となっていたが、3年ぶりに古巣に戻ったソイロ・アルモンテ外野手が昨年11月に指揮官に直訴したところ「体の一部だからそらなくていい」と言われ、一転してひげ容認に。日本選手に対するルールも緩和された。

 大リーグで身だしなみに極端に厳しいのが名門ヤンキースだ。長髪やあごひげが禁止で、レッドソックス時代に「原始人」の異名を取ったジョニー・デーモンも2006年に加入すると、トレードマークだったひげをそって、長髪もばっさりと切った。イチローもヤンキース時代はあごひげを剃って試合に臨んでいた。

 スポーツ界でも服務規定が厳しいのは大相撲だ。力士規定に「過度な験担ぎによるひげなどは禁止する」などと盛り込まれており、伸びた爪や入れ墨も禁じられている。モータースポーツのF1では安全上の理由から走行時にピアスなどのアクセサリーを着用することがNGとなっている。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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