「ミトマのキャリアを危険に」三笘薫への悪質タックルに英重鎮FWも怒りの苦言「信じられないほど危険なプレーだ」

2024年2月19日(月)18時11分 ココカラネクスト

ホルゲイトから容赦なく削られた三笘。このワンプレーが波紋を広げた。(C)Getty Images

 日本代表MFに対する悪質なレイトチャージに批判が殺到している。現地2月18日に開催されたプレミアリーグの第25節のシェフィールド・ユナイテッド戦で、ブライトンの三笘薫が食らったワンプレーだ。

【動画】最悪のタックルの声も…三笘薫への悪質プレーをチェック

 まさに肝を冷やすようなチャージだった。11分、敵陣の左サイドでボールを受けた三苫は、得意のドリブルを開始。すると、斜め横から相手DFのメイソン・ホルゲイトが激しいスライディングタックルを見舞う。鋭く伸びた右足の裏が、日本代表MFの左太ももを直撃した。

 ピッチに蹴り出される形となった三笘は苦悶の表情。直後にVARが介入し、主審のオンフィールドレビューの結果、ホルゲイトは退場となった。

 大事に至っていてもおかしくはなかった。それほど悪質なタックルだった。ゆえに三笘に仕掛けたホルゲイトには、イングランド・サッカー界の重鎮からも厳しい声が集まっている。

 英公共放送『BBC』で解説を務めた元イングランド代表FWで、1部リーグ通算559ゴールを叩き出した“偉人”アラン・シアラー氏は、「ホルゲイトがシェフィールドにとって難しい日を生み出したのは間違いない」と断言。そして「あれはひどいチャレンジだ。主審は一度イエローカードを提示したが、レッドカードであることに疑いの余地はない」と怒りを込めて解説した。

「ホルゲイトのタックルは完全にボールとは無関係のところに向かっているし、フォロースルーも明らかに高い。信じられないほど危険なプレーだ。私は、これ以上にひどいタックルを見たことがない。少なくとも今シーズンはね。ミトマのキャリアを危険にさらしたんだ」

 今以上にジャッジが厳しくなく、ハードタックルが横行していた90年代に現役時代を過ごしたシアラー氏。そんな百戦錬磨の名手をしても、ホルゲイトのそれは“一発退場”ものだった。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

ココカラネクスト

「危険」をもっと詳しく

「危険」のニュース

「危険」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ