加入から約2週間…途中投入で1得点1アシスト 横浜FMロペス「勝ち点3取れれば完璧なデビュー」

2022年2月19日(土)17時59分 サッカーキング

開幕戦で1得点1アシストの活躍を見せたアンデルソン・ロペス [写真]=森優斗

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 明治安田生命J1リーグ第1節が19日に行われ、横浜F・マリノスとセレッソ大阪が対戦。開幕戦は2−2のドローに終わった。

 試合は、C大阪がCKから進藤亮佑のゴールで前半に先行したが、後半途中投入のアンデルソン・ロペスの1得点1アシストで横浜FMが逆転。粘るC大阪も90分に再びCKから清武弘嗣が決めるシーソーゲームとなった。

 横浜FMの2得点に絡んだアンデルソン・ロペスは、3日に中国の武漢足球倶楽部から完全移籍が発表されたばかり。昨季は夏に移籍するまで、北海道コンサドーレ札幌でリーグ戦14試合で12得点を挙げていたなど、すでにJリーグで実績がある選手とは言え、加入して間もない中、ホームサポーターの前で早速結果を出した。アンデルソン・ロペスは「まだ100%のコンディションではないが、試合や日々の練習を重ねればベストに持っていけると思う。チームに貢献できたことは嬉しいけど、引き分けに終わったことは悔しい」と、コンディションに言及しつつ、ゲームを支配してリードを奪いながらも勝ち点1に終わった結果を悔やんだ。

 66分に投入されると、3分後に右サイドで相手DFを引き付けて、ファーサイドへのグラウンダーのクロスから仲川輝人の同点ゴールをお膳立て。「ペナルティエリア付近でボールを受け、相手のギャップをついてクロスをしたけど、テルがいいポジションを取っていてくれた」と振り返ると、78分の得点については「こぼれ球をうまくコントロールしようと思っていた。シュートはディフレクションをしたが、入ってくれてよかった」と喜んだ。

 横浜FMのケヴィン・マスカット監督も、コンディションがベストではない中で「ポジティブなスタートだった」と評価。「交代で入り、相手が疲れていた中だったからうまくいったと思われるかもしれないが、そうではなく、相手が深い位置で守備をしていたので、ロペスが合うと思って起用した」と、采配の狙いに言及し、「合流してまもない中でよくやってくれた」とコメントしている。

 アンデルソン・ロペスの横浜FMデビュー戦は上々なものになったが、「悔いが残るのは引き分けだった部分。勝ち点3を取れれば完璧なデビューだった。(サポーターの)雰囲気もすごくよかった」と振り返っている。

サッカーキング

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