香川にレヴァンドフスキも! アーセナルの新スカウト長が発掘した5選手とは?

2018年2月21日(水)17時2分 サッカーキング

ミスリンスタット氏がドルトムント時代に獲得した選手たち [写真]=Getty Images

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 今シーズンから、スヴェン・ミスリンスタット氏がアーセナルの新たなスカウトチーフに就任した。

 ドルトムントで長くユルゲン・クロップ元監督を支えていたものの、後任のトーマス・トゥヘル氏との関係がこじれてしまい、チームを去った。そして、同氏が次なる活躍の舞台として選んだのがアーセナルである。早くもU−21ギリシャ代表DFコンスタンティノス・マヴロパノスという「らしい」補強を行った。

 そこで、ミスリンスタット氏がこれまで獲得してきた中から、「大ヒット」した選手5名を紹介する。

■ヤクブ・ブワシュチコフスキ(MF/ポーランド)
 ブワシュチコフスキは、2007年にポーランドのヴィスワ・クラクフから移籍した。15年に退任したクロップ監督が率いていたドルトムント時代に、2回のブンデスリーガ優勝に貢献。さらに、DFPポカールのタイトルも掲げるなど、もっとも信頼できる選手の一人になった。

 同選手はドルトムントで252試合出場32ゴールを決め、 16年に退団した後はヴォルフスブルクでプレーしている。

香川真司(MF/日本)
 香川は、10年に35万ユーロ(約4650万円)という格安価格でセレッソ大阪からドルトムントへとやってきた。

 ドイツに移籍してから1シーズン目で、ケガの影響で後半戦に出場できなかったものの、公式戦28試合出場12ゴールをマークした。そして10−11、11−12シーズンのリーグ優勝に大きく貢献して、12年にはDFBポカールも制覇した。その後、ドイツでのパフォーマンスが評価された香川は、マンチェスター・Uへの移籍を果たしたものの、14年に再びドルトムントへ戻ってくることになった。

 ミスリンスタット氏は香川の移籍に関して以下のようにコメントしていた。「スカウトとしての自分のキャリアでキーとなったのは香川だった。下部リーグで若い選手を見つければ、少ないお金で差を作れるからね」

■ウスマン・デンベレ(MF/フランス)
 デンベレは、フランスのレンヌで公式戦26試合出場12ゴールを記録し、ミスリンスタット氏の誘いでドルトムントに加入した。ドイツでの1シーズン目で公式戦49試合出場10ゴール21アシストを決めると、ブンデスリーガの年間ベストイレブンに選ばれた。

 卓越したパフォーマンスに目をつけたバルセロナから興味を持たれると、昨夏に1億500万ユーロ(約139億円)で売却されることになった。さらにドルトムントは、ボーナスを含めれば1億3000万ユーロ(約172億円)を手にすることができる。わずか1年で大きな収益となった。

■ピエール・エメリク・オーバメヤン(FW/ガボン)
 ポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキの後釜として、サンテティエンヌから13年にドルトムントへ加入したオーバメヤンは、リーグ・アンで37試合19ゴールをマークし、得点ランキング2位となりブレイクした。その後、4シーズン半で213試合出場141ゴールを決めており、ヨーロッパで危険なストライカーに成長。16−17シーズンには31ゴールを記録して得点王にも輝いた。

 そして、今冬の移籍市場で再びミスリンスタット氏によってアーセナルへと引き入れられていた。

■ロベルト・レヴァンドフスキ(FW/ポーランド)
 レヴァンドフスキは、ポーランドのレフ・ポズナンから450万ユーロ(約6億円)で加入した。あまり知名度のある選手ではなかったが、ドルトムントで世界最高のストライカーに成長を遂げる。

 当初はパラグアイ代表FWルーカス・バリオスの控えだったが、その後高い得点能力を見せつけ、4シーズンで187試合103ゴールを記録。しかし、14年に国内のライバルであるバイエルンへフリーで移籍を果たした。

(記事提供:Qoly)

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