”因縁”のレアル撃破へ…クロップ監督が意気込み「最高の試合をする必要がある」

2023年2月21日(火)9時5分 サッカーキング

リヴァプールを率いるクロップ監督 [写真]=Getty Images

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 リヴァプールを率いるユルゲン・クロップ監督が、レアル・マドリード戦に向けた意気込みを語った。20日、イギリスメディア『スカイスポーツ』がコメントを伝えている。

 今シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)で、ナポリ、アヤックス、レンジャーズと同居するグループAに組み分けられたリヴァプール。初戦でナポリに4−1で大敗するなど低調なスタートを切ったものの、その後は調子を取り戻し、5連勝で6シーズン連続となる決勝トーナメント進出を決めた。決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)ではレアル・マドリードと激突。現地時間21日には本拠地『アンフィールド』でファーストレグを迎える。

 リヴァプールは、昨シーズンと2017−18シーズンのCL決勝でいずれもレアル・マドリードに敗北。また、両チームは2020−21シーズンの準々決勝でも対戦しており、この時もレアル・マドリードが2戦合計3−1で勝利を収めている。CLでの顔合わせは実に3シーズン連続となり、リヴァプールにとってレアル・マドリードは”因縁の相手”と言っても過言ではないだろう。

 前日会見に出席したクロップ監督は「(レアル・マドリードは)歴史が古く、この大会では多くの成功を収めている。対戦するのも、結果を出すのも非常に難しい。フットボールにおける最高の試合になるだろうね」とコメント。その上で、直近のプレミアリーグで連勝を飾るなど復調の兆しを見せているチーム状態への自信を語りつつ、決戦に向けた意気込みを次のように示した。

「今このタイミングでプレーできて本当に嬉しいよ。4週間前だったら違ったかもしれないが、人生とはタイミングが全てだし、この期間で自分たちの足元を固めることができたと思っている。直近の2試合の結果をもとに、さらに上を目指していきたい。ラウンド16を突破するためには、最高の試合をする必要がある。レアル・マドリードはベストなプレーをしなくてもチャンスはあるだろうけどね。そこが大きな違いだ。試合が待ち切れないよ」

 昨シーズンのCL決勝のリベンジを期すリヴァプール。指揮官は「良い試合をしていたし、勝てたかもしれない。彼らは決定的なゴールを決め、我々はそのチャンスを逃していた。彼らがいかに経験豊富で、相手のチャンスにも動じず、自信を失わないか。そのことがわかったと思う」と前回対戦を振り返った上で、「彼らから学べる学べることがあるのは間違いない。しかし、それは数カ月前の話で、今は時代も違えばチームも違う。今度はどちらが勝ち抜けるか見てみよう」とコメントした。

 注目の一戦は日本時間の22日午前5時にキックオフを迎える。

サッカーキング

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