守田英正が公式戦3試合ぶりの出場! スポルティング、敵地での撃ち合いを制す

2023年2月21日(火)10時52分 サッカーキング

守田英正が公式戦3試合ぶりのピッチへ(撮影は昨年9月) [写真]=Getty Images

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 プリメイラ・リーガ第21節が20日に行われ、スポルティングがシャヴェスと対戦した。

 スポルティングはリーグ3連勝を飾って迎えた前節、2位ポルトとの上位対決を1−2で落とし、リーグに限定すると5試合ぶりの黒星を喫していた。ミッドウィークにはヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメントプレーオフ・ファーストレグでミッティランをホームに迎え、1−1のドローでタイムアップ。公式戦2試合未勝利という状況で、今節は中位に位置するシャヴェスとのアウェイ戦に臨んだ。ポルト戦、ミッティラン戦ではコンディション不良の影響でメンバー外となっていた守田英正は、公式戦3試合ぶりのメンバー入り。ベンチからのスタートとなった。

 試合は立ち上がりの7分、スポルティングのパウリーニョが相手ペナルティエリア内で倒されてPKを獲得する。このPKをペドロ・ゴンサウヴェスが冷静に沈め、スポルティングが先手を取った。その後もスポルティングはクロスバー直撃のチャンスを作るなど主導権を握ったが、34分にはシャヴェスが反撃へ。ペナルティエリア手前左寄りの位置でパスを受けたジョアン・テイシェイラが右足を振り抜くと、無回転の一撃がゴール右ポストを叩いてそのままゴールに吸い込まれた。試合は1−1で後半に突入している。

 後半に入ると60分にスポルティングが動く。フランシスコ・トリンコンを下げて守田をピッチへ送り出した。直後の61分には左サイドでパスを受けたペドロ・ゴンサウヴェスがカットインから右足で狙い澄ましたシュートを沈めた。続く70分にもスポルティング。右サイド深い位置でロングフィードを引き出したパウリーニョが、切り返しから左足でクロスボールを送る。ファーサイドにボールが流れると、ヌーノ・サントスが左足で合わせた。これが相手DFに当たってコースが変わり、ボールはそのままゴールイン。スポルティングがリードを広げた。

 84分には守田がチャンスを作り出す。敵陣中央でボールを奪ったところから、ルーズボールを拾った守田が少し運んで左のスペースへ繋ぐ。ペナルティエリア内でボールを受けたペドロ・ゴンサウヴェスが倒されて、スポルティングに再びPKが与えられた。先ほどとは異なりユセフ・シェルミティがキッカーを務めたものの、この一撃はGKにコースを読まれて追加点とはならない。

 後半アディショナルタイムにはヘディングシュートで1点を返されたものの、シャヴェスの反撃はここまで。試合はこのままタイムアップを迎え、スポルティングが公式戦3試合ぶり、リーグに限定すると2試合ぶりの勝利を飾った。

 この後、スポルティングは23日に敵地で行われるEL決勝トーナメントプレーオフ・セカンドレグのミッティラン戦に臨む。次節のリーグ戦は27日にホームで開催されるエストリル戦だ。一方、シャヴェスは26日に敵地でリオ・アヴェと対戦する。

【スコア】
シャヴェス 2−3 スポルティング

【得点者】
0−1 8分 ペドロ・ゴンサウヴェス(PK/スポルティング)
1−1 34分 ジョアン・テイシェイラ(シャヴェス)
1−2 61分 ペドロ・ゴンサウヴェス(スポルティング)
1−3 70分 ヌーノ・サントス(スポルティング)
2−3 90+6分 エクトル・エルナンデス(シャヴェス)

 

サッカーキング

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