「出たときよりいいかもしれない」原監督も期待する背番号7の「逆襲」

2023年2月22日(水)11時38分 ココカラネクスト

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 巨人は今季初の対外試合となるWBCキューバ代表との練習試合(那覇)を22日に行う。

 練習試合のオーダーについて原辰徳監督は「面白いといっちゃいけないけど、芯のあるスターティングメンバーだと思います」とコメント。1番には長野久義(38)、5番に松田宣浩(39)、6番に秋広優人(20)、8番には「ポスト坂本」として注目を集めるドラフト4位ルーキーの門脇誠(22=創価大)、9番にはオコエ瑠偉(25)をラインアップ。ベテランとロマン砲が混在するまさに夢のあるオーダーとなった。

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 注目を集めるのは、1番打者として先陣を切る長野の存在にもある。5年ぶりに巨人へ復帰、果たしてどんなパフォーマンスを見せてくれるのか。

 そんな長野について、17日までに更新された報知新聞の公式ユーチューブチャンネル「報知プロ野球チャンネル」で原監督は期待を語っている。

 「長さんは(チームを)出たときよりいいかもしれない」「蓄えていたのか、あるいは本当の意味で心機一転という形のものがあるのか。まだまだ体は若いですよ」としながら、「力を出せば十分レギュラーポジションを取れる可能性はありますよ」とレギュラー獲りの可能性について言及したのだ。

 広島から巨人に無償トレードで昨年11月に加入。5年ぶりにチームに復帰した。一方、広島に移籍後の4年間は段々と出場機会を減らし、昨年は58試合に出場し、打率・211、3本塁打、15打点と低迷。今1度、輝きを取り戻せるかが注目を集めている。

 巨人在籍時代には坂本勇人(34)と最多安打のタイトルを分け合うシーズンもあるなど、チームを牽引した。本来は勝負強い打撃が持ち味。帰ってきた「背番号7」がV奪回のキーマンとなれるか。奮起を期待したいところだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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