鹿島の大砲レオセアラ、圧巻2発 鈴木優磨も2得点で鹿島が東京Vに4―0快勝…鬼木体制2戦目で初勝利
2025年2月22日(土)17時3分 スポーツ報知
前半22分、鹿島・レオセアラが先制ゴールを決める(カメラ・今西 淳)
◆明治安田J1リーグ▽第2節 鹿島4—0東京V(22日・カシマ)
鹿島は東京Vに4—0で快勝し、今季初勝利を飾った。
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序盤から東京Vを圧倒した。3バックが中央寄りに構え、中を閉める東京Vに対して、前半6分にレオセアラが「右」、同9分に松村優太が「左」を抜け出したことで、相手DFラインの意識をワイドに広げ、鹿島の「中央」が生きる形を作ることに成功。なかなか決定機を仕留められない展開が続くも「鹿島の大砲」レオセアラが爆発した。
22分、左サイドバックの安西幸輝のクロスに頭を合わせて先制点。その3分後には敵陣深くで相手からボールをかっさらい、瞬時に左足を振り抜いて2点目を決めた。同41分にもPKを獲得し、鈴木優磨の今季初得点を“アシスト”。最前線にストライカーがどっしりと構えることの利点を生かしたサッカーで、3点のリードを奪った。
昨季の東京Vとのホーム戦では3—0から追いつかれて引き分けた(3—3)が、最後まで攻撃の勢いを止めず、前向きなディフェンスも光った。後半30分には鈴木優磨にもこの日2点目となるゴールが生まれ、4—0のスコアで90分が終了。0—1で敗れた開幕戦・湘南戦の反省も生かして白星をもぎとり、26年ぶりの鹿島復帰となった鬼木達監督にとってもうれしい初勝利となった。