ソフトバンク オンラインカジノ問題で複数回注意喚起 池田広報室長、申し出は「今のところ聞いてはない」
2025年2月22日(土)12時33分 スポーツニッポン
ソフトバンク池田優介広報室長(41)は22日、オリックス・山岡泰輔投手(29)が過去にオンラインカジノを利用し、コンプライアンス違反の疑いで当面の間、選手活動を自粛する事態になったことを受け、キャンプ地の宮崎・アイビースタジアムで報道陣に対応した。
日本野球機構(NPB)は山岡の問題が明らかになった前日21日に「他の競技の元五輪代表選手や芸能事務所の所属タレントの問題が報道されている昨今の状況も踏まえ、同20日、同球団も含むプロ野球全12球団に対して、所属選手及び監督・コーチ、スタッフなど関係者にオンラインカジノの利用は違法行為にあたることを各球団内で改めて周知徹底するよう求めた」と発表。そのうえで「当該関係者に向け、過去にオンラインカジノを利用したことがあれば自主的に名乗り出るよう呼びかけることを要請しました」と明らかにした。
MPBから連絡を受けたのは今月20日。その時点で選手に注意喚起を行った。「チーム、当チームスタッフ関係者へ、周知をしたというところが今の現状です。NPBが発表した通りに対応しています。今、ご説明できるのはここまでというところになります」と説明。翌21日朝にも、選手、スタッフらが集まった際に、再度、説明を行ったとした。
オンラインカジノ利用をしたことがあるかについては「自己申告をしてくださいという、依頼をしてるというところ」とする。現段階で選手からの申し出については「今のところ聞いてはない」と話した。