玄関での送迎から職場環境の管理まで、ゴルフ場支配人の仕事は超マルチタスク 気になる年収は?

2024年2月23日(金)11時45分 ALBA Net

フロントや玄関での出迎え、新企画を打ち出し、職場環境の整備までと、ゴルフ場支配人の仕事は多岐にわたる(撮影:山代厚男)

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プロゴルファーを目指していたことがきっかけで、ゴルフ場で働くようになった湯澤知支配人(44歳)。今年1月から鹿沼72カントリークラブ(栃木県)の支配人に着任し手腕を振るっている。


「私たちが目指しているのは、子供から大人まで楽しめるゴルフの複合施設です。その一環として、ゴルフ場で花火大会やピザ作りの体験教室などを実施しています。このようなイベントや日々の運営を成功させるにはスタッフの協力が不可欠ですから、常に働きやすい環境作りを心がけています。面談などでスタッフの声に耳を傾け、全員が力を発揮できるようにする……支配人の仕事の中でも非常に重要な部分だと思います」
 
支配人はまさにゴルフ場という大きなチームの総監督であり、その仕事は来場するお客様をフロントや玄関で出迎え、新企画を打ち出し、職場環境の整備までと多岐にわたる超マルチタスク。どんな人が向いているのだろう?
 
「ゴルフ好きで、部下に慕われる人ですね」と湯澤支配人はいう。まずは絶対条件として、ゴルフが好きなこと。そして、スタッフの気持ちを考えることができて、会社の理念を理解した上で行動ができる。そんなバイタリティあふれる人が、ゴルフ場支配人なのだ。
 
ところでそんなに忙しいゴルフ場支配人の年収はどれくらいなんだろう? 各種転職サイトにおける情報から平均的な金額を算出すると、およそ350〜800万円となった。
 
金額は企業やキャリアによって異なるのだが、就業形態は正社員が多く、業務がゴルフ場の運営全般に及ぶため、豊富な知識や経験が求められているようだ。


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